中国有名ブランドはほぼ「全滅」
「Geekerwan」は、昨年すでにこの現象を指摘していましたが、当時はメーカー名を伏せて改善を促していました。ところが事態はさらに深刻化したため、今回は「一切遠慮せず」全メーカー・全機種をリストアップ。
その結果、iPhoneは小売機の方が「メディア提供機」より性能が優れるケースがあったものの、iQOO、Red Magic、Honor、Xiaomiなど中国有名ブランドはほぼ「全滅」状態だったそうです。彼は「皆が特別調整で不正をしており、無実のメーカーは一社もない」と述べました。
告発動画は即座に封殺された
「Geekerwan」が中国の動画配信プラットフォーム「Bilibili」(B站)などに動画を公開すると、すぐに話題を呼びました。ところが公開から約1週間後、予告なく動画が削除され、何の説明もありませんでした。
「Geekerwan」は、いかなるメーカーも法的措置による著作権侵害を理由に削除を要求したわけではなく、動画が「直接削除された」と述べ、「他の勢力」が介入したことをほのめかしました。
「Geekerwan」はその後、元の動画ファイルを公開し、ネットユーザーがこぞって動画をダウンロードしましたが、数万本もの動画がすべて即座に削除されてしまいました。同チャンネルの動画を保存していたクラウドストレージも直接削除され、ライブ配信も強制的に中断されました。
「Geekerwan」が全面的に封殺された後、24日、クリエイターである同社の飄哥が初めてライブ配信を行い、関連問題に言及しました。ネットユーザーが相次いで動画削除の理由を問うと、飄哥は「我々も理由はわからない。理解できない……なぜなのかもわからない」と率直に述べ、「しばらくは静かにしているしかない」と語りました。
中国ネットユーザーがYouTubeに殺到
現在この動画はYouTubeでのみ視聴可能で、多くの中国ネットユーザーがVPNを使って視聴し、コメント欄で支持を表明。珍しいことに高額な「投げ銭」で応援する人も続出しています。
現在動画の下には約1万件のコメントが寄せられ、中国ネットユーザーは「削除された動画こそが公式認定の動画だ」「チャンネル全体をYouTubeに移せばいい」「大晦日に騒いでいたのに、正月6日目にはリストに載せられ、七日すら持たなかった」「見たいとは思わなかったが、Bilibiliで処理されたのを見て、YouTubeで見るしかない」「応援する」などと書き込まれています。
この国にしてこのメーカーあり
中国といえばニセモノ大国。中国政府は「製造大国」を目指し「中国製造2025」を掲げ、ネットなどではさかんに中国製ロボットの優秀さを示す動画をアップしていますが、結局は、性能を偽って客を騙すことをいまだにやっているのです。
30~40年前くらいまでは、中国で時計などを買う時には、店で電池を入れさせて動くかどうかを確かめて、さらにはニセモノとすり替えされないように、品物が自分の手にわたるまで目を離してはいけないと言われてきました。それでも、買って数日で壊れてとまってしまうことが多かったのです。
現在も、「見せるための製品」には高い性能の部品を使い、スムーズに動くことをアピールしながら、実際の製品にはロースペック製品を使って売りつけるのですから、詐欺そのものです。
しかも、それを告発した画像が、おそらく組織的に削除されているわけですから、いっそう悪質です。しかも、中国製通信機にはデータを抜き取るバックドアが仕掛けられているといわれており、ユーザーは2重3重に騙され、搾取されているわけです。
このような国が、製造大国になる意味は何なのでしょうか。国民を欺き、操り、情報統制するためであり、為政者以外は誰も幸せになりません。結局、中国メーカーは独裁国家の独裁者によく似て、消費者を搾取するだけの存在としか見ていないのでしょう。この国にしてこのメーカーあり、といったところでしょう。
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※ 本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2026年2月25日号の一部抜粋です。初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込660円)。









