「許す」という最強の選択肢
ではどうするべきか。 守りたいものが家庭や子どもなのであれば、交渉の選択肢は変わってきます。
例えばこう伝える方法があります。 「浮気していたことは知っているし、証拠もある。 でも自分としては子どものことも考えて離婚は望んでいない。 今回限りで浮気相手との関係を終わらせてくれるなら、この件は今後一切追求せず、水に流す。 あなたを責めるつもりもない。どうだろうか?」
このように提示された場合、奥さんはどう感じるでしょうか。 攻撃されると思っていたところで、「今回は許す」という選択肢が出てくる。
そうなると、 浮気をやめれば家庭は維持できる。 という選択肢が現実的になります。
結果として、旦那さんが守りたかったものが守られる可能性が高くなります。
目的から逆算する交渉の本質
この方法は、感情的には納得しにくいかもしれません。 相手にダメージを与えていないように見えるからです。
しかし長期的に見て、自分が本当に得たいものは何かを考えた場合、この選択は非常に合理的な場合があります。
交渉の大きなポイントは、 目の前の勝ちではなく、最終的に何を得たいのか この視点です。
一見、ノーガードで殴れる状況でも、あえて殴らない。 それ自体が強いカードになることもあります。 感情ではなく、目的から逆算する。 それが探偵として多くの修羅場を見てきた中で感じる、交渉の本質です。
以上、探偵の視点から見た交渉術でした!
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