地方都市でも伸び続ける飲食企業は、いったい他と何が違うというのか?

 

■最優先指標はこれ

MSを大きくする。これのリスクは初期投資の大きさと教育コストがかかる事ですね。

・初期投資について

MSを大きくするのに席数が小さい。それはアンマッチ過ぎますよね。MSが大きいという事は基本的に席数も大きくなります。

ロードサイドの場合は100席をベースに考えますし、駅前でも80席くらいを狙っていきます。

その分、どうしても設備投資は大きくなります。やはり今は1億でコロナ前に作れたものも2億弱かかるのが現状。このリスクはあるので、財務力あるか否かで攻めの意思決定が出来るかどうかにもなってます。

今までは3-5年回収。ここを狙う事も多かったですが、今は「5-7年回収」が実態かと思います。

初期投資の上昇率分、利益も上がれば良いですが外部環境はそんなに甘いものでなく。

投資回収5-7年でも財務戦略に問題ないか。ここは気をつけるところですね。

・教育コストについて

人手不足なのに総合化。これはどうしても教育コストがかかりやすい部分です。そのため意識したいのが「どこまで自分達で抱え」「どこからは外部を使うのか」の視点です。

単品の原価率の視点だけでいけば、既製品・OEM・PBなど使えなくなります。しかし製造原価として捉え、食材原価と労務費を足した分が適正の範囲内でいける。その結果、厨房の基本人員数を抑えられる。

こうなるのが大事です。手作り比率が高くて、仕込みも調理も工数が多くて、原価率は低いが人員数が多い。このモデル自体はかなり難しくなっています。

最小人員数で最大アイテム数。そのためのメリハリをどう考えるか。ここは大事にしたいですね。

■FD比の大きな変化

これは夜の業態になりますが、居酒屋でもFD比率、フードドリンク比率が60%・40%に達するケースが増えてきました。飲まないという事ですね。

郊外寿司居酒屋のご支援先では、飲まない比率でも特に「とりあえず水で」が多いので、ドリンク1杯を導入されました。喧喧諤諤議論はあったのですが、ドリンク1杯の導入。結果それによるマイナス影響は特段ありませんでした。

しかし売上で見てみると、
・1年前と比べてドリンク杯数は増加
・1年前と比べてドリンク売上は減少

このような状況にありました。1杯導入なので飲む方は増えたとはいえ、1年前よりも飲まない人が増加。その結果、このような状況に陥っていました。

そのため、こちらではプレイアムラインのソフトドリンクを強化。しゅわしゅわ炭酸系・お茶系・甘い系の切り口で準備。完全手作りだと回らないので、全て抜栓複数杯取りで導入。

中心的な金額はサワーやハイボールなどのアルコール類と同等程度の金額で原価率は20%台半ばほど。これにより今はドリンクABCの上位はこの辺りが占めてくれました。

売上に占めるインパクトはまだまだメインではありませんが、飲まない人でも選んでくれる居酒屋ポジションをしっかり得ていく。ここを大切に見られています。

■メニュー展開で気をつける事

FD比率が60%・40%。こうなってくると、食事の魅力はとても大切になります。また同時に「ターゲットを広く取る」のを意識した構成を作られています。

例えば、ーーー(『飲食・デリバリー企業向け/業績アップメルマガ』2026年6月15日より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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