松本日奈
料理家。レシピ開発やケータリング、お弁当づくり(ひな弁)などの活動のほか、不定期で焼き菓子を販売する店「fuwako(フワコ)」を運営。余らせがちな食材の活用法や季節の保存食、手間を省いたつくりやすいレシピが人気を集めている。
料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。
今回は、「煉獄(れんごく)たまご」のレシピをご紹介します。
家庭料理だけど“ごちそう感”があってうれしい
「煉獄たまご」ってご存じですか?
イタリアでは「Uova in Purgatorio(ウォヴォ・イン・プルガトーリオ)」という名前で親しまれる家庭料理です。カトリックの教えが由来の料理で、トマトソースを炎に見立てているとか。
トマトソースに卵を落とすシンプルな料理なのに、ちょっとした“ごちそう感”があるので、ふだんのごはんはもちろん、休日のブランチやワインのあるシーンにもぴったり。
ポイントは、卵を半熟に仕上げること。卵をくずしてトマトソースと混ぜて、パンですくって食べると絶品のおいしさです!
煉獄たまご
トマト缶を使えば、あっという間にできあがりますよ。
小さめのフライパンでつくって、そのままテーブルに出してしまいましょう。
<材料(2〜3人分)>
・卵…3個
・トマト缶…1缶(400g)
・にんにく…1片
・ブイヨン(顆粒)…小さじ1/2
・塩・こしょう…各適量
・オリーブオイル…大さじ2
・パセリ(あれば)…適宜
・バゲットなどお好みのパン…適量<つくり方>
1. 小さめのフライパン(今回は20cmのものを使用)にオリーブオイルとスライスしたにんにくを入れ、弱火にかける。
2. にんにくの香りが出たらトマトを加える。ブイヨンを入れ、トマトの水分が少し煮詰まるまで、ときどき混ぜながら火を通す。
3. 塩・こしょうで調味し、お玉などを使って3カ所に浅いくぼみをつくったら、そこへ卵を1つずつ割り入れる。
4. ふたをして2分ほど蒸し煮にして卵が半熟になるまで火を入れる。ふたの代わりにアルミホイルを被せてもよい。
5. 最後に卵の上に塩をぱらりと振り、刻んだパセリをあしらい、仕上げにオリーブオイルをひと回しする。
冷めてもおいしいから、つくり置きもできる
今回はバゲットと一緒にいただきましたが、ごはんやゆでたパスタにかけても合う!
冷めてもおいしいので、多めにつくって冷やしておくのもおすすめです。
私はこのシンプルなレシピが好きですが、きのこ類や玉ねぎを炒めたところにトマトを入れて煮込むとボリュームのあるソースになりますよ。
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提供元:ROOMIE



















