6.幸せに敏感であること
対談の最後に語られていた「幸せに敏感になること」という言葉が、強く心に残った。
この人と一緒にいて、本当に幸せだろうか。その体験の密度に、僕たちはもっと敏感になっていい。タイパやコスパばかりを気にする生き方の中で、この感覚は驚くほど軽視されている。
辛いことがあったとき、真摯に耳を傾けてくれる誰かが一人でもいる。
それがどれほど尊いことか。
施術を通じてたくさんの方の身体に触れてきて思うのは、身体はいつも正直だということ。頭でどれだけ「大丈夫」と言い聞かせても、身体は緊張し、こわばり、冷え、悲鳴を上げている。
その身体の声に耳を澄ませることこそが、僕たちが失いかけているホームベースを、もう一度自分の内側に取り戻す第一歩なのだと思う。
AIが進化することそのものは、止められない。
むしろ、それでいいのだと思う。
バトルフィールドの仕事はAIに任せればいい。その代わり、僕たち人間には、ホームベースの側でしかできないことが残されている。
愛に包まれて育ち、へこたれずに生きていく力。有害な体験さえも自分の糧に変えていく力。
それは、テレパシック感性──言葉を交わさずとも通じ合う、人間本来の感受性──を取り戻すことと、深いところでつながっている。
本日も、目の前の一人ひとりの身体と、静かに向き合ってまいります。
皆さんも今日一日、どうか「幸せの密度」に、少しだけ敏感になってみてください。
【引用動画】「便利さが人間を劣化させる」AI時代に人を“IT”ではなく“YOU”として見るべき理由【NewsPicks/宮台真司/波頭亮/陽和ななみ/人工知能/共同体/身体性/恋愛/AI時代の非AI論】
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