束になった「偽造書類」の厚さ70cm。和歌山・海南市が「事務処理上のミス」で片づける“隠ぺい事件”の恐ろしい実態

 

「6年生による1年生への性的ないじめ」も県には報告せず

そのまさかなのだ。

なんと偽造文書の量は、スーツケース1箱分+カバン2個分であり、すべての偽造書類を重ねると、およそ70センチ分もあるのだ。

取材中に被害側に提供してもらった偽造関係書類の一部と重さで壊れてしまったスーツケース

取材中に被害側に提供してもらった偽造関係書類の一部と重さで壊れてしまったスーツケース

これについて海南市教育委員会は、事務処理上のミスだと報道に回答しているが、さすがに、処理ミス程度の軽い問題ではないことは誰が見てもわかるだろう。

特に報道記事となったいじめ対策委員会(地域や学校によっては「いじめ問題対策委員会」「いじめ防止対策委員会」など)の議事録は、被害保護者が開示請求をしたら、「作成していないので不開示」と回答が来た。再度請求すると、今度は議事録が出てきたが、初回目に出さなかった理由は「詳しい議事録とあったから、詳しくないので出さなかった」と苦しい言い訳を言ったそうだ。

そして、これら議事録は、被害者が小学2年生のときのものを、コピーペーストして利用し、日付だけ変えて3年生のときのものとして作成していたのである。

議事録についてはコピペで日付だけ変えて、後日作成し、全て記録はあるとしたわけだ。

そして、年間200件ほど発生していたいじめを2件報告というのも、偽造ねつ造が使われた痕跡がある。被害保護者が第三者委員会の委員から聞いた話によれば、「6年生が1年生に性的ないじめ」「鉛筆で耳を刺されて鼓膜損傷事件」「体操服を切り刻む事件」などが発生しているが、一切の報告がないということになっているというのだ。

本件についても、いじめの調査はしたが、いじめは確認されなかったとしていたが、被害者本人から相談を受けていた記録や聞き取りで証言があったことなどの記録が確認できるのに、一切の報告は無かったし、書類を大量に偽造していた。

つまり、これら公文書偽造は常習性が認められ、頻繁に行われていたことを意味するのではなかろうか。

本記事を、他の同様被害者が読むことがあれば、ぜひとも海南警察署に名乗り出て欲しいところだ。その際は、本件を報じている地元の報道機関である読売(テレビ・新聞)毎日(放送・新聞)、関テレ、共同通信、NHK、朝日(テレビ・新聞)、TV和歌山に一報入れてから行って欲しい。公に、隠ぺいされた他の被害者もいたということがしっかりと認識されることが重要であり、報道機関は顔を出したくないとか声を変えて欲しいという要望にはしっかり応えてくれる。

もしも、この海南市の学校で、他の隠蔽被害に遭っている被害者が、ちょっとそこまでするのは怖いというのであれば、私に相談してくれてもよい。

あなたの被害、あなたのお子さんが受けた被害は、不登校になっていても、転校していても、廊下で授業を受けていても、解決されたことになっており、そもそもで無かった事にされている可能性が極めて高いのだ。

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