巻取り式ケーブルを「片側から引き出す」タイプにしたら、長年のストレスが解消された

 

巻き取り式のUSBケーブル、便利ですよね。

筆者もここ数年使い続けているのですが、ケーブル中央に収納部がある一般的なモデルには、伸ばすと収納部がプラプラしたり、重力でケーブルが引っ張られてしまうという地味ながら、確実な不満を感じていました。

その不満を解消できそうだと思って買ったのが、8月16日に発売されたエレコム(ELECOM)の巻き取り式ケーブル「MPA-CCECRLR09」です。さっそく届いてから2週間ほど、ガッツリ使ってみました。

感じていた地味だけど確実なストレス


これまで愛用していた中央巻き取り式のケーブル
Photo: はらいさん

これまでは他社の巻き取り式ケーブルを愛用していました。ケースが中央にあって、そこから両端にケーブルが伸びるタイプで、一般的な巻き取り式ケーブルといえばこの形ですね。

このタイプ、非常に便利ではあるのですが、僕の使い方では2つ引っかかる点がありました。

ひとつは、コンセントが下にあると、中央のケーブル収納部分がデスクや身体にちょいちょい当たってしまうこと。取り回しのたびに少し存在感があって、地味にストレスでした。


カフェなどテーブルより下にコンセントがある場合にストレスを感じていた
Photo: はらいさん

もうひとつは、デバイスにつないだときに、中央が重力でぶら下がり、ケーブルが常に引っ張られる状態になることです。自宅のデスク上で使用する分には問題ないのですが、コンセントがデスクよりも下にある場合は、見た目にも多少気になりますし、長く使えば断線のリスクにもつながってしまうかもしれません。


購入してみたのは片側のケーブルだけ伸びる新しいタイプ
Photo: はらいさん

一方、エレコムのこのケーブルは、片側からケーブルが伸びる仕様。つまり、巻き取り部がコネクター寄りに設計されています。これなら先ほど挙げたストレスを解消できるのでは、と思って手に取りました。

片側から引き出すことでストレスが消えた


Photo: はらいさん

結論から言うと、狙いは大当たりでした。

まず、片側からケーブルが伸びるので、取り回しがしやすい。そして何より、巻き取り部がデスクや身体に当たりません。中央式のように、重たいケースが重力でケーブルを引っ張ることもなくなりました。これがいちばん大きいです。ケーブルが常にテンションのかかった状態から解放されるので、断線のリスクも減りそうです。

充電器側のケーブルは巻き取れない仕様ですが、ここに工夫があります。コネクターとケース側面に磁石が内蔵されていて、使わないときはパチッと固定・収納できます。


スッキリ収まって見栄えも良い
GIF: はらいさん

巻き取れない側もだらんとせず、スッキリまとまるのは工夫されてるなあと感心しましたし、見た目もいいです。中央巻き取り式は両端にケーブルがピロッと出ますが、これは片側だけなので、収納時の見た目もすっきりしています。

また、使っていて思わず笑ってしまったのが、収納速度です。


手を離すと一瞬で収納される
GIF: はらいさん

固定される長さから少しケーブルを引っ張ると、あとは手を離すだけで勝手に巻き取られていくのですが、この速度がとんでもない。ものすごい勢いでシュルシュルッと入っていきます。例えるなら、昔の有線掃除機のコードリールのあの感じです。

慣れると気持ちいいのですが、最初はその勢いに少し驚くはず。ケーブルの先を持っていかれないよう、収納時は軽く注意しておくといいかもしれません。

気になる点は2つ

当然ですが少々気になる点も見つかりました。

ひとつは、最大60W(20V/3A)までの対応であること。スマホやタブレット、MacBook AirやiPad Proあたりなら問題ありませんが、MacBook Proのように100Wクラスの給電が必要なデバイスの充電には向きません。僕のライトな環境(iPhone 15 Pro/M4 iPad Pro/M5 MacBook Air)では気になりませんでしたが、購入前に自分の使うデバイスが何W必要なのかは確認しておきたいところです。

もうひとつは、ケーブルの長さが0.9mとやや短めなこと。できれば1mは欲しかったです。


1mと0.9mのケーブルを比較
Photo: はらいさん

というのも、コンセントが床にあるカフェや新幹線等で使おうとすると、意外と長さが必要なことも多く、少し工夫が必要になる場面が出てきそうなんですよね。例えば先日、東京から大阪へ新幹線で移動した際に、コンセントが足元にあって、届きはするけど少しタイトだな…なんて場面も実際にありました。

とはいえ、巻き取り式ケーブルは長くても1m前後が主流なので、ここは製品というよりカテゴリ全体の今後の進化に期待したいところです。


今現在巻き取り式ケーブルを使っていて「机や身体に当たる」「ケーブルが引っ張られる」という不満を抱えていた人には、この片側巻き取り式はかなり刺さるはず。取り回し、収納時の見た目、マグネット固定の工夫と、細かいところがよくできています

60Wまで・0.9mという割り切りが自分の使い方に合うなら、1,880円という価格も含めて、持ち歩き用の一本として十分におすすめできます。

商品のデザインや仕様、価格、パッケージなどは執筆当時のものです。変更されている場合がございます。

こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。

価格および在庫状況は表示された09月16日06時のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で表示されている価格および在庫状況に関する情報が適用されます。
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提供元:LIFEHACKER

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