いくら商品やサービスが優れていても、それを扱う「ヒト」に問題があってはビジネスチャンスを掴むことは困難です。無料メルマガ『ビジネス真実践』の著者で戦略コンサルタントの中久保浩平さんは、「完璧な人間はいない」と前置きした上で、ビジネス上、必要最低限な「ヒト」となるために守るべきたった2つのポイントを記してくださっています。
商売、ビジネスに必要な「ヒト」
「ヒト・モノ・カネ」とはよくいった言葉で、商売やビジネスはこの順序で成り立っており、そのヒトの信用や信頼がまず重要であるという、この原理原則は変わることはありません。
そんなことは十分解っているし、感謝という言葉も口にする。でも、この当たり前のことがきちんと出来ていない経営者も結構いるものなのです。自己都合や自己利益のみを追求する経営者がそうです。
信頼のおける会社やお店だから安心して商品を購入したり、サービスを利用できる、あるいは、仕事を発注できる。などといった信頼の中は、商品力、サービスの質、技術力といったものが大半を占めます。
ですが、それ以上に大切なものがあります。それが「ヒト」です。
「商品が素晴らしいのは十分わかった。でもあんたからは買いたくない」
「あのイタリアンレストランのパスタって美味しいって評判だけど、スタッフの態度が悪いからもう2度と行かない」
「A社の技術力は認めるけど、あの担当者でいる限り、仕事を依頼することはない」
こうなると、まさに悲劇です。どれだけクオリティの高い商品やサービス、技術も、それを提供するヒトに問題があり、信用や信頼が無ければ、結局は宝の持ち腐れ。意味がなくなります。
とはいったところで、完璧な人間などいないということも事実です。では、商売やビジネス上、必要最低限な「ヒト」となるにはにはどうすればいいでしょうか? 一緒に考えてみましょう。