前回掲載の「米中新冷戦時代を日本が生き残るために、インドの力が必要な理由」で、アメリカとともに「インド」を日本にとっての最重要国家としてあげた無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際関係研究者の北野幸伯さん。今回は、それを裏付けるアメリカのティラーソン国務長官の発言について、解説を交えながら紹介しています。
日米印同盟の可能性、「中国は世界秩序を乱す搾取国家!」(ティラーソン)
前号では、「日本は将来、大国を目指すべきか? アメリカと組み続けるべきか?それともインドと組むべきか?」というご質問にお答えしました。
私の答えは、「アメリカとの同盟を維持し、軍事的自立も果たし、インドとも同盟を結ぶ」でした。まだ読んでない方はこちら。
● 米中新冷戦時代を日本が生き残るために、インドの力が必要な理由
つまり、「日米印同盟」ですね。これに関連して、アメリカのティラーソン国務長官が、その
- 中国観
- インド観
- 日本観
を披露しました。見てみましょう。