季節の変わり目に気持ちや体調が変化するという経験、お持ちの方も多いのではないでしょうか。できることなら気候等に影響されない、平穏な日常を送りたいものですよね。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、そんな季節による気持ちと体調への影響を軽減するために気を付けたい「日々の習慣」を記しています。
冬になる
さて、本日は考えてみれば当たり前のお話。
冬になってくると、だんだん気分の落ち込む人、いますよね。そうでなくても「閉蔵」と呼ばれる季節ですから、快活に過ごすのはそもそも難しかったりするわけですよ。むしろ、どちらかというといつも元気イッパイの人も、チョイおとなしめくらいになるのがフツーなんでしょう。
現代人は、時間をとても無個性なものと考えがちです。春の一日も真冬の一日も同じ一日と考えますし、朝7時も夜の10時も同じ1時間だと考えます。でも、それ、感覚的に
- いや、違うでしょ( ̄へ ̄)
って思いませんか。たしかに1日が24時間というのは変わらないですが、それは数えやすく分割しただけで、人間や動植物の活動側からみれば、春と真冬、朝と深夜の『時間』が違うのは当たり前です。
その意味で
- 季節ごとに体調や気分が変化する
方がむしろ自然に沿っているといえるのではないでしょうか。この典型なのが、特に冬場になると落ち込むタイプで
- 冬期うつ
というんだそうです。冬が長い地域に多いそうです。冬の陰鬱な気候の影響をモロに受けてしまうからでしょう。おそらく、本来ならゆったり静かに過ごせればいいんでしょうが、そうもいかないのが忙しい現代社会。
で、なんとかしたいわけです。
まずひとつが
- 睡眠不足を解消する
こと。いや、現代人は寝ていませんから。特に、日本人とりわけ女性は世界で最も短時間睡眠で、睡眠負債が大きいことで知られていますから。少しでも長く、というか少しでも早く寝ることです。
そして、もうひとつが
- 日光浴をする
ことだそうです。なんか、これ驚きませんか?うつ病って、太陽が治してくれちゃうんだ…ってことですよね。太陽の光が差し込むだけで悪魔や死神がウゲゲゲッッッェエとか呻いて死に絶える映画とかゲームとかたくさんありますけど、あの悪魔や死神が病気のメタファーだとすると、あながち作り話ってことでもないんですね。
- 朝起きたら、必ずカーテンを開けて朝日を眺める
これだけでも、だいぶ違うそうです。ああ、悪魔や死神って朝日とともに胡散霧消しますよねえ。アレもホントだったんですね( ̄∇ ̄)
ちなみに我が家。夜によくココアを飲んでいます。もう、睡眠薬みたいなもんです。ホントにコテッとグースカですから。で、朝は、カーテンどころか窓まで開けています。は?寒い?そんな愚痴を言う家族もいますがガン無視です。ちょっとでもいいので、朝日と朝の空気を家に取り込んでますよ。気分いいですよ、寒いけど。
季節によって体調や気分が違うのは、当たり前。その上で、睡眠と朝日に気をつけましょう。
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