唐突に「ガッツリしたものをお腹いっぱい食べたい!」と思うこと、ありますよね。そんな時にオススメなのが、丼もの。今回の無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』では著者で元板前の佐藤周生さんが、豪快な「豚ロース肉の生姜焼き丼」の作り方を紹介しています。生姜醤油の味と豚肉の脂の旨味がたまらない一品を、ぜひご自宅で。
はみ出す!豚ロース肉の生姜焼き丼
佐藤です。今回は、「豚肉の生姜焼き丼」を伝授します。「豪快にごはんをかき込める丼を食べたい!」。こんな気分の時もあるのではないでしょうか。そこで、おすすめしたいのが、「豚ロース肉の生姜焼き丼」。
たっぷりの豚ロース肉をフライパンでササッと焼いて、特製生姜焼きのタレを絡め、丼ごはんにのせるだけ。丼から豚肉がはみ出す、少しコッテリ味の豪快などんぶり。醤油味が濃く効いたタレが絡んだ豚肉に、カブっとかぶりついたら、その勢いのまま、ごはんをグワ~っとかきこむ…。生姜醤油の味と豚肉の脂の旨味がハーモニーを奏でる…。口いっぱいに頬張りながら食べるにふさわしい男の丼ですね。
私が居酒屋で働いていた時に、賄でたまに作っていた丼です。めしをゆっくり食べる時間がない時に、こういった「丼」は、パパパッと食べることができる。しかも肉だから食べ応えが合って、腹持ちもいいし、旨い!
私、ネギが好きなのでネギも「これでもか!」っていうくらい入れてたので、しつこく感じず、サラッと食べられましたね。その店では忙しい時、いつも“立ち食い”でした。そんな豪快丼!のレシピ見て下さい。
レシピ
【材料】(1~2人前)
- 豚ロース肉…5枚(150g、生姜焼き用スライス)
- 小麦粉(片栗粉でもOK)
- 油…大さじ1杯
- ごはん…適量
- 刻みネギ…少量
- 刻み海苔…少量
● 生姜焼きタレ
- 濃口醤油…大さじ2杯
- 酒…大さじ2杯
- みりん…大さじ1杯と小さじ1杯
- おろし生姜…小さじ1杯
1.生姜焼きのタレを合わせます。
ボウルに濃口醤油、酒(各大さじ2)、みりん(大さじ1+小さじ1)、おろし生姜(小さじ1)を入れて混ぜておきます。
2.豚ロース肉船体に片栗粉をまんべんなく塗します。
3.フライパン(大)を強火で熱し、油(大さじ1杯)を入れ全体に広げます。
4.40秒ほど熱したら、中火の強にして豚肉を入れ焼きます。
5.1分焼いたら裏返し、反対面も同じように焼きます。
6.反対面も1分焼いたら、生姜焼きタレを入れます。
7.弱火にして、タレを豚肉全体に絡めます。
1分ほど煮詰めたら火を止めます。
8.どんぶりにごはんを入れます。
9.ごはんの上に盛ります。
10.刻みネギ、刻み海苔をのせて完成です。
若干、濃い味付けですが、丼なら丁度いい味加減で食べて頂けると思います。豚ロース肉を準備して作ってみて下さい。