ダメダメ営業マンから成績トップに。凡人が勝つための唯一の方法

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入社から数年間を「まったく売れないダメ営業マン」として苦しむものの、ある時を境にトップにまで上り詰めた経験を持つ、営業サポート・コンサルティング会社社長の菊原智明氏。何が彼をトップに導いたのでしょうか。今回の無料メルマガ『致知出版社の「人間力メルマガ」』では、菊原さん自らが「凡人が勝つ方法」を語っています。

凡人が勝つ方法

トヨタホームでトップ営業を記録し、現在は独立して営業サポート・コンサルティング社長を務める菊原智明さん。しかし、かつては全く売れないダメ営業マンとして苦しい日々を送っていたといいます。

菊原さんはいかにしてトップ営業マンになったのでしょうか──実体験を交え、「凡人が勝つ方法」をお話しいただきました。


菊原 「会社はいかにオプションをつけて高く買ってもらうかを営業マンに求める。『カーテンや外光、エアコンもすべて契約取れ』と。しかし、私は『エアコンは家電量販店で買いましょう。そっちのほうがお得です』と、お客様に提案するよう心掛けました。

私を必要としてくださっているお客様がいる。その期待に応えたい一心で、会社の言いなりにならず、ただひたすら目の前のお客様に尽くしていく──。こうして、年間3棟だった私は年間16棟の契約をいただき、初めてトップに立ったのです。

私の信条の1つは『続けること』です。私はトップに立った後も、営業レターを毎月送り続けました。トークで勝てれば手紙など出す必要はありません。しかし、相手は凄腕営業マン。真っ向から戦いを挑んでも勝ち目はないわけです。ゆえに、自分にできる方法を追求し、それを徹底的に続ける。

私は本業の傍ら、これまで30冊以上の本を執筆してきましたが、それができるのも毎日1時間ずつコツコツと書き続けているからです。

もう1つの信条は『熱意はスピードで現す』。メールが来たらすぐに返信する。締め切りギリギリではなく3日前には仕事を終わらせる。『やる気があります』と、いくら口で言っても、行動が伴わなければなんの意味もありません。

言ったことは即実行する。そういう小さなことの積み重ねこそ、凡人が勝つ唯一の道だと思うのです」

※ 本記事は月刊『致知』2013年11月号 連載「致知随想」から抜粋・編集したものです

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【著者】 致知出版社 【発行周期】 日刊

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