築46年の民家を、人生2軒目のゲストハウスに生まれ変わらせるべく奮闘中の筆者。場所は、2年前に東京からUターンした故郷・大分県です。
古民家の壁は汚れが目立つので、DIY初心者ながら、漆喰(しっくい)を塗ることにしました。

別府湾の風景
“おんせん県”として知られる大分県は、台湾の首都・台北からもタイガーエアーの直行便が飛んでいるため(2026年1月現在)、台湾からの観光客にも大人気。外国人ゲストにも喜んでもらえる宿にするためのDIYや家具選びを、ちょっとずつレビューしてみようと思います。
スポンジで仕上げるから、DIY素人でも味わいのある壁になる!

日本プラスター「漆喰うま〜くヌレール スモーキーブラウン 18L」15,950円(税込)
今回壁に塗るのは「漆喰うま〜くヌレール 」のスモーキーシリーズ。公式HPによるとひと缶(18L)で、約16㎡(1mm厚)ほど塗れます。
とにかく惹かれたのは、くすんだ色味。壁が洒落た感じに仕上がるんです!
「スモーキーカラーシリーズ」はブラウン以外にも「若草色」「みず色」「スモーキーグリーン」など全18色展開。1軒目に立ち上げたゲストハウスでこのシリーズのカラーをいくつか試したなかで、「違和感なく古民家に馴染んで好み」だと個人的に一番感じたのが、「スモーキーブラウン」でした。今回も迷わず採用!

練り混ぜ不要で、壁紙や古壁の上からならシーラー(下地)不要で直接塗れる点も魅力。DIY初心者の私には非常に心強い存在です。
合板やコンクリート、ペンキ面の壁であっても、「漆喰うま〜くヌレール 下塗り用」などの下地を先に塗ればOK!
(※スモーキーカラーシリーズは石膏プラスターボードに塗る場合も、下塗りが必要)

壁を塗る前に、年季の入ったキッチンなどは大工さんに撤去してもらいました
どうして漆喰に?

ビフォー
たしかにDIYで塗る作業は日数も要するし腰が折れます。しかし壁にクロスを貼るよりも情緒豊かな壁に仕上がるので、一番予算がかからない方法(=自力)で頑張ってみることにしました。
ほかにも、「カビを防ぐ」「結露を軽減する」「部屋のニオイを減らす消臭性」「抗菌・抗ウイルスの機能性」「ホルムアルデヒドを吸着」など……とにかく漆喰はいいことづくめ。

ビフォーその2。大工さんに、元々貼られていた「じゅらく」をはいでもらった状態からスタート!
もっとも大切なのは「養生」

アサヒペン「布コロナマスカーS」(幅1100mm×長さ25m)」198 円(税込)
今回は、DIYが得意な友達に教えてもらいながら進めました。友人曰く、「漆喰塗で一番重要なのは、養生テープ貼り」。
漆喰がはみ出たり、手元が狂ったりして意図せぬ場所を汚してしまうのを防ぐため、上からあらかじめテープを貼って保護しておくひと手間です。

ここを怠ると、仕上がりがとても汚くなって台無しに……。「養生をどれくらい丁寧にできるかで、完成の美しさがかなり違ってくる」と、友人は力説します。

漆喰師匠ことDIY上手な友人Sさん(写真)
このマスカーは、養生テープと養生シートが一体化しているからとても便利。床を保護する場合は、床の端にテープを貼って、そこから一気にシートを引っ張り出して床全体を覆います。
これとは別に、買っておいた養生テープ単体で、補強しました。



スイッチもテープをはりつけてこんな感じで養生しておきます。
端から丁寧に攻めていこう!

カンペパピオ(kanpe Hapio)「水性カチオンシーラー2L」3,320円(税込)※Amazon価格
今回は元々壁の上にあしらわれていたジュラクを大工さんに剥いでもらった状態なので、漆喰の前に、シーラー(下地)を塗りました。このシーラーは2Lサイズで畳約12枚分(10~25㎡)くらい。

シーラーはまず壁の四隅や端っこから塗っていきます。サイドを丁寧に塗るのが、美しく仕上げるコツ。

端が塗り終わったら今度はローラーで面に下地を塗っていきます。冬なら 約2時間 (塗り重ねる場合は4時間以上)で乾くようです。
漆喰も端から面をしっかりと塗る

シーラーが乾いたら、その上からいよいよ漆喰を塗る作業に突入。
ぼってりした質感ゆえ、壁につきやすく扱いやすいのがありがたいポイント。
コテを使っていっきに伸ばしていきます。できるだけ厚さが均一になるよう、厚くなりすぎないよう注意して伸ばしていきました。

最後にスポンジをすべらせて“風合い”をプラス
全面に漆喰を塗り終わったら、2、3時間ほど乾かします。そして完全に漆喰が乾き切る前に、食器洗い用のスポンジを上からすべらせて仕上げていきます。

スポンジは水につけ、ある程度絞ってから使いましょう

漆喰が手につくとかなり乾燥するので、手袋をつけて塗ることをオススメします

このときも壁の四隅や端っこからスポンジをいれていきましょう。力を入れすぎずサラッと漆喰の上をすべらせる程度でOK。同じ方向にスポンジを入れるのがポイントです。
こうすることで塗りムラを抑えられます。ヘタクソな部分を補修できるうえに、漆喰がよりこなれた感じになるとは……不器用さんには心強いテクニックで脱帽。
壁が、オシャレに生まれ変わった!
スポンジを入れ終わったら、24時間漆喰を乾かして完成!
こちらがビフォー、アフターの写真です。

ビフォー

アフター

アフター

玄関まわりも塗装
壁が変身したことで、お洒落な宿に一歩近づいた気がします!
春にオープンできるかな?

仕事仲間や友人に手伝っていただき、1週間以上かけて壁をすべて塗り終わりました
Uターン移住前は東京でライター・編集者として働いていた筆者。子供時代はなんだかうら寂しかった故郷が、いまやインバウンドでも賑わう観光の町になっていて感動したことも、キャリアチェンジの一つのきっかけでした。大分っていいところだな……と海外の方にしみじみ思ってもらえる宿にできたら最高ですね。
しかし無事に今春オープンできるのだろうか……完成までの道のりは長いです……。
できるところは自分でカスタム。「リノベーション×DIY」のアイデアまとめ
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提供元:ROOMIE











