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「法人口座を開設しようとしたら断られてしまった」と悩んでませんか。法人口座開設が断られてしまうには、いくつかの理由があります。
法人口座をスムーズに開設するためには、断られてしまう理由を知り、事前に準備することが大切です。
本記事では、法人口座が作れない理由やスムーズに開設するポイントをお伝えします。法人口座開設におすすめの銀行も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
法人口座開設が断られる・作れない6つの理由
法人口座開設は、個人口座を開設するよりも審査が厳しく、断られてしまうケースは少なくありません。ここでは、法人口座が作れない6つの理由を解説します。
- ブラックリスト(自己破産など)入りしている
- 資本金が少ない
- 事業内容が明確でない
- 登記住所がバーチャルオフィスになっている
- 固定電話がない
- 書類に不備がある
法人口座の開設が断られるときは、作れない理由を考えて対策しましょう。
ブラックリスト(自己破産など)入りしている
法人口座開設の審査では、会社だけでなく代表者の情報も対象となります。そのため、代表者がブラックリスト入りしている場合は、審査に通るのが難しくなるでしょう。
銀行では、代表者の経歴や実績などをヒアリングし、信用のある人物かどうかを確認されます。
特にメガバンクの口座開設は厳しくなってしまうため、ブラックリスト入りしている場合は、ほかの銀行を探したほうが賢明です。または、信用情報が回復するまで待ってから申し込んだほうがいいでしょう。
資本金が少ない
資本金が少ない場合も、法人口座開設が断られる要因です。資本金が100万円未満の場合は、口座開設は難しいでしょう。
法律上では1円から会社の設立が可能ですが、資本金が少なすぎると、架空会社ではないかと疑われる可能性があります。
事業内容によって口座開設に必要な資本金の目安額は異なるものの、最低でも100万円以上あると安心です。
事業内容が明確でない
事業内容が不明確な場合も、法人口座の開設は断られてしまうでしょう。事業内容や目的が分かりにくいと、架空会社だと判断され、口座の不正利用を疑われるからです。
法人口座の開設の際は、事業内容が確認されるため、申込書や事業計画書などに具体的に記載しましょう。
事業内容が多岐にわたる場合も、どの事業をメインに行っている会社なのかを具体的に示すことが大切です。
登記住所がバーチャルオフィスになっている
記載されている住所がバーチャルオフィスの場合も、審査に落ちる要因となります。事業を行っているのかを銀行が把握できないからです。
バーチャルオフィス自体は違法性もなく問題ありませんが、口座の審査となると信用性は高くありません。
経費削減のためにバーチャルオフィスを利用するのは良いですが、口座開設の際は実際の建物や部屋を借りたほうがいいでしょう。
固定電話がない
固定電話がないのは、法人口座開設の際の審査にマイナスとなってしまいます。なぜなら、固定電話がないことで、会社としての実態がないと判断される可能性があるからです。
実際は代表者の携帯電話で取引先とやり取りしていたとしても、固定電話を設置しておいたほうがいいでしょう。
書類に不備がある
口座開設の際の提出書類に不備がある場合、審査に通りにくくなります。必要書類が抜けている、内容に誤りがある場合は、銀行は審査を進められません。
必要書類は金融機関によって異なるため、事前に確認を怠らないようにしましょう。
法人口座が作れないとどうなるのか?
法人口座の開設は義務ではないため、作れなくても法的には問題ありません。その場合は、個人口座を使って取引を行うことも可能ですが、以下のデメリットがあります。
- 信頼性が低下する
- 融資を受けにくい
- 資金管理が困難になる
法人口座がないことで、取引先からの信用を得られない場合があります。同様に、金融機関からの信用も得られず、融資を受けにくいでしょう。
また、個人口座をビジネスに利用すると、会社と個人の資金が混合してしまい、資金が管理しにくくなります。
法人口座は必ずしも必要なものではありませんが、事業を円滑に進めるためにはあったほうがいいでしょう。
スムーズに法人口座開設するための3つのポイント
法人口座をスムーズに開設するには、事前の準備が大切です。ここでは、スムーズに開設するための3つのポイントを紹介します。
- 自社に適した金融機関を選ぶ
- 必要書類を揃える
- 事業内容を明確にする
自社に適した金融機関を選ぶ
法人口座を開設できる金融機関は、メガバンクや信用金庫、ネット銀行など多岐にわたります。それぞれの特徴は異なるため、自社に適した金融機関を選ぶことが大切です。
信用度を重視したい方には、メガバンクがおすすめです。知名度が高いため、取引先から信用されやすくなります。ただし、審査のハードルが高くなるため、充分な事業実績がない場合は難しいでしょう。
地域密着型の事業を展開している方には、地方銀行が向いています。ただし、大手の地方銀行は審査が厳しくなりがちなので、信用金庫も候補にいれておくといいでしょう。
設立して間もない会社の場合は、柔軟に対応してくれるネット銀行を検討してみてください。口座開設までのスピードも早いため、口座を急いで作りたい方にもおすすめです。
必要書類を揃える
申し込む金融機関が決まったら、必要書類を揃えましょう。金融機関によって提出書類が異なるため、不備のないようによく確認することが大事です。
必要書類をリストアップして、確実に準備していくことで、審査をスムーズに進められるでしょう。
一般的には、次のような書類が必要となります。
- 履歴事項全部証明書
- 印鑑証明書
- 代表者の本人確認書類
- 定款
- 事業計画書
- 事業内容が確認できる資料
金融機関や事業内容によっては、ほかにも求められることがあるため、事前にホームページなどで確認してみてください。
事業内容を明確にする
口座開設の審査をスムーズに進めるには、事業内容を明確にしておく必要があります。金融機関は口座開設の際に、会社の信頼性を判断するために、事業内容を確認します。
事業計画書には、事業内容や目的を具体的に分かりやすく記載しましょう。また、ホームページやパンフレットなど、事業の目的や提供するサービスなどが分かるような資料も用意しておくと安心です。
法人口座開設するメリット
前述したように、法人口座は必ずしも必要なものではありません。しかし、法人口座には次の3つのメリットがあるため、事業を円滑に進めるためにはあったほうがよいといえます。
- 信用性が高まる
- 融資を受けやすい
- 資産管理しやすい
法人口座を開設すると「金融機関からの審査に通過した企業」と認められるため、信用性が高まります。そのため、個人口座を利用する場合と比べると、新しい契約や取引を獲得しやすくなるでしょう。
同様に、信用性が高いことで、金融機関からの融資も受けやすくなります。
また、資産管理をしやすいメリットもあります。資金の流れが分かりやすくなるため、会社の経営状態が把握でき、資金繰りについても考えやすくなるでしょう。
審査ゆるいところを探しているならネット銀行口座がおすすめ
法人口座開設の審査でゆるいところはありませんが、ネット銀行は柔軟な対応が期待できます。設立して間もない方や、メガバンクに断られてしまった方は、以下の銀行を検討してみてください。
- GMOあおぞらネット銀行
- 住信SBIネット銀行
①GMOあおぞらネット銀行
GMOあおぞらネット銀行は、あおぞら銀行とGMOファイナンシャルホールディングスが共同出資した、オンラインで完結できるネット銀行です。
口座開設に必要な書類は、本人確認書類と事業内容確認書類1点以上のみなので、申し込みのハードルも低いでしょう。(※)
また、口座維持費は一切かからず、各種手数料が安いのもメリット。同行宛ての振込手数料は無料、他行宛ても145円と業界最安値水準です。
さらに、ネット銀行では珍しく、社会保険料や税金の支払いもでき、利便性も抜群です。
条件を満たせば、最短即日での口座開設が可能なため、できるだけ早く法人口座が欲しい方は検討してみてください。
振込手数料 |
同行宛て:無料 他行宛て:145円 |
Pay-easy(ペイジー) |
対応可能 |
セキュリティ対策(例) |
ワンタイムパスワード認証、ID認証、生体認証、認証アプリ、電子証明書 |
ネットバンキング利用料 |
無料 |
ネットバンキング利用時間 |
24時間365日(システムメンテナンス時を除く) |
口座開設日数 |
最短即日 |
オンライン完結 |
可能 |
※条件によっては追加の提出書類が必要です
②住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資したネット銀行です。
WEBから24時間365日申し込みできるので、時間を気にせず口座開設手続きが可能。オンライン口座開設なら、代表者の運転免許証のみで申し込みでき、多くの書類を揃える必要もありません。
また、口座維持手数料やインターネットバンキング利用料は無料なうえに振込手数料も安いため、コストを節約したい方にもぴったりです。
口座開設日の当月および翌月は、振込手数料が月10回無料になる特典や、振込件数に応じて手数料が優遇されるシステムも用意されています。
振込手数料 |
同行宛て:無料 他行宛て:145円(※) |
Pay-easy(ペイジー) |
対応可能 |
セキュリティ対策(例) |
スマート認証NEO(生体認証) |
ネットバンキング利用料 |
無料 |
ネットバンキング利用時間 |
24時間365日(システムメンテナンス時を除く) |
口座開設日数 |
最短翌日 |
オンライン完結 |
可能 |
※「振込優遇プログラム」利用で、他行宛て振込手数料130円~
法人口座開設に関するよくある質問
ここでは、法人口座開設に関するよくある質問に回答していきます。
- 法人口座に審査落ちしても再申し込みできる?
- 法人口座開設の審査が厳しいのはなぜ?
法人口座に審査落ちしても再申し込みできる?
法人口座の審査に落ちたとしても、再申し込みは可能です。ほとんどの銀行では再申し込みを受け付けています。
しかし、前回と同じ状態で申し込んでも、また審査落ちしてしまう可能性が高いでしょう。なぜ審査落ちしてしまったのかの理由を考え、対策をとってから再申し込みするのがおすすめです。
法人口座開設の審査が厳しいのはなぜ?
法人口座開設の審査が厳しいのは、口座の不正利用を防ぐためです。法人口座は、マネーロンダリングなどに利用されるおそれがあるため、実在している会社かどうかを厳しく審査しなくてはなりません。
そのため、事業内容や資本金の額、代表者の信用情報などから丁寧に審査が行われるのです。
まとめ
法人口座の開設は、審査が厳しい傾向にあるため、断られるのは珍しいことではありません。断られてしまった場合は、その理由を探り、対策をとることが大切です。
法人口座は必ずしも必要なものではありませんが、保有していることでさまざまなメリットがあります。
本記事で紹介したGMOあおぞらネット銀行や住信SBIネット銀行は、少ない書類で申し込みができますから、ぜひ検討してみてください。