なるべく避けたい。デパ地下に潜むキケンな食品添加物の見分け方

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健康のために、なるべく食品添加物は口にしたくないもの。とは言えそれらをすべて避けるとなると、食べられるものがなくなってしまうという事態に陥ってしまいます。そこで今回は、医学博士のしんコロさんが「なるべく避ける」という添加物を教えていただきました。

Question

ズバリ、口にしないほうがいい食品添加物は?

 

shitumon

ウチの母は昔から香料や着色料といった食品添加物などを気にする人で、食べ物には気を遣ってくれていました。なので出来合いのお惣菜などが食卓に並んだ記憶もなく、母の手作りの食事をたくさん食べ、お陰で私は健康ですくすくとよく育ちました(笑)。

そんな母の影響もあってか、私も食品を購入するときは、裏の原材料名などをよく見るのですが、そうはいっても大抵のものには訳のわからない食品添加物がもれなくついてきます。完全に排除するのは難しいけれど、しんコロさんの専門知識から、これは特に避けた方がいい、というものがあれば是非教えていただきたいです。ちなみに普段は着色料には特に気をつけてるのと、アスパルテームを使ったものは絶対買いません。

しんコロさんの回答

日本のデパ地下などには色とりどり、種類も様々なお惣菜や料理があり、帰国の度にそれらを見ては感心しています。デパ地下のお惣菜を集めて盛り付けも綺麗に10品くらいコースでNYで出したら、それだけで超人気店になると思います。それくらい、日本のお惣菜はレベルが高い。

さて、その一方で、出来合いのものはどのような素材や添加物が使われているかが気になるところですね。急性の毒性がなくても、長期的に摂取すると悪影響があるものもあり、危険性というのは一概にランク付けできません

たとえば、カロリーオフの人工甘味料を使用すると、腸内細菌叢の糖代謝のバランスが崩れて、逆に肥満になりやすいかもしれないという研究報告もつい先日国際科学誌に発表されていたところでした。なので、添加物は避けられる時は極力避けるというのが一番安全な考え方でしょう。

以下の添加物も食品に使われている量では毒性はないとされていますが、僕はこれらの添加物が入っているものと、入っていないものがあった場合は、やはり入っていないものを選びます。

発色剤:亜硝酸Na、硝酸K
着色料:赤、黄、青などのタール色素
漂白剤:次亜硫酸Na、亜硫酸塩、過酸化水素
品質保持剤:プロピレングリコール(PG)
甘味料:アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロース、ネオテーム
保存料:ソルビン酸K、ソルビン酸、安息香酸Na

shinkoroしんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」
著者:しんコロ
ねこブロガー/ダンスインストラクター/起業家/医学博士。免疫学の博士号(Ph.D.)をワシントン大学にて取得。言葉をしゃべる超有名ねこ「しおちゃん」の飼い主の『しんコロメールマガジン「しゃべるねこを飼う男」』ではブログには書かないしおちゃんのエピソードやペットの健康を守るための最新情報を配信。
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