セブンイレブン元会長も実践。夢から逆算する「今すべきこと」仕事術

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販促プランナーとして、成長がストップしたり売上が落ちた会社を救い続けてきた前沢しんじさん。そんな前沢さんがご自身の無料メルマガ『販促メルマガ』で、セブンイレブンの元会長・鈴木敏文氏が実践して大きな成果を上げた「未来の夢から逆算する仕事術」を紹介しています。

未来から逆算する

僕は本職が販促プランナーで、顧問先の売上げを上げるお手伝いが仕事です。顧問依頼先は成長がストップしたとか、売上げが落ち続けているとかのケースが多い。そこでさまざまな策を練って会議に出して、従業員の意志統一モチベーションを高めながらコトにあたるわけです。それが一番正統派のやり方だと思っています。実際そうしてきました。

モットーのひとつが「教えられたものはまた教えを乞うようになる。だから自分で考える癖をつけることが成長の基礎になる」というものです。実際結構な効果を上げてきました。

ですが…、ほんとはネ…、今の延長線上に今後を描くのでなく、未来にこうありたいと夢想した姿から逆算して、いま何をすべきかを考えたほうがいい。だって、夢があるもんね。

現在の延長線上ではまず昨年の売上げに戻そうとか、1%アップしようとか、せいぜい10%も伸びればというところが現実的な目標となります。

しかしこれでは夢がない。現状の改善とか、基本に帰るとかあまり面白くない。

それなら、今のことはとりあえずおいといて、「1年後こうなりたい!」「○億売り上げたい!」という目標をまず決めてしまいます。そこから逆算して、それじゃ今何をしたらいいんだろと考えると今とはまったく違ったことをしなければならんことになる。

これまでのやりかた、延長線上ではとても新しい目標に届かない。まったくあたらしく既成の考えをぶち壊さなければ進まない。夢って、そこだと思うんですね。

実現するためには、現在から考えることをやめて、未来から逆算してみる。この考えは先ごろセブンイレブンの会長を辞任した鈴木敏文さんのアイデアです。だからセブンはあんなふうにぶっちぎりのトップだったんですね。公共料金の取扱いとか、店舗にATMを設置するとかこれまでの小売業の延長線上では考えられないことでした。

すべては、「未来、こうありたい!」姿を描くところから始まる。夢、追いかけよう。

image by: Shutterstock

 

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