『ママチャリで日本一周中の悪魔』こと大魔王ポルポルさんが、ようやくママチャリで日本一周を終えたため、旅の途中で水没やら破壊やらなどで使い物にならなくなった「ヒビ割れiPhone」の修理をすることに。タダで直して〜とぼやいていたら、なんと、ある会社から連絡が入って……。
壊れたiPhoneが大復活。親切な出張修理サービスに悪魔も歓喜!
ママチャリで日本一周を果たした後はホームレスになってしまった我輩。職なし、家なし、金なし。
そんな過酷な現実を突きつけられてしまい、我輩は、とても困っている。メシを食うのも困る状態なので、我輩は広尾の松五郎の店員を恐怖に陥れ、「肉を食わせろ!」と言って、だれかに飯を食わせてもらう、というクズな生活を送っている。
そんな我輩にも一つの悩みがあった。それはスマホを水没させて閉まっているので誰とも連絡がとれないことだ。1年にも及ぶ長い征服の旅で、2度もスマートフォンを壊してしまっているのだ。
1度目は石垣島から与那国島へ渡る際に「ゲ●船」と呼ばれる「フェリーよなぐに」の中で船酔いして、ゲ●を吐いてしまい、その中にiPhoneが華麗なダイビング! さすが、魔族のiPhoneともいうべき最期を遂げた。ゲ●の中でiPhoneが水没するという華麗なる死を迎えた。これが日本一周の3大事件の1つ「与那国島ゲ●没事件」だ。
もう1つは、ゲ●没の事件後に、ツイッターのフォロワーさんから貰ったスマホがあった。しかし、これも過酷なる道中にスマホが耐えきれず、せっかく貰ったのに電源接触がおかしくなって充電できなくなったのだ。
今、現在は街中のフリーWi-fiをiPadに繋げて連絡しているのだが、何しろiPadはデカくて不便だ。
そのため、日本一周を果たすと、即座にスマホを直そうと奮闘していた。しかし、我輩はホームレス。財布を覗いても金がないので、スマホを直すこともできない。だから、路頭に迷いながら困っていたのだ。
そして思いついたのが、「日本を征服した記念に誰かにタダで直してもらおう!」ということだった。都内の人ごみの多い中に飛び込んで、
「おい!せっかく東京にゴールしてやったので、我輩のiPhoneを直せ!!」と思いつつも、我輩は気が弱いので、ダレか直してくれないかな….と、心の中でウジウジと思っていたのだった。
しかし!そんなことでは、誰もスマホを直してくれない。我輩は途方に暮れていた。
「都会の風は冷たい..」そんなことを感じながら直してくれとツイッターやフェイスブックでブツブツつぶやいていると、心優しいiPhoneリペアの会社が我輩のiPadに連絡をしてきた。
「1年もの長い旅、さぞお疲れ様です。そのボロボロのiPhoneをぜひ直させてください」
連絡が来た、その会社は「Life Support Lab株式会社」という会社で、
iPhoneが壊れたら、その場に駆けつけて修理してくれる、iPhone出張修理サービスの「アイリペアーズラボ(iRepairs Lab)」、通称(あいりぺ)と呼ばれるサービスを展開している会社だった。
思わぬ奇跡に、思わず大魔王であることを忘れて、
「え・・。魔、魔、魔、マジですか!」
と、ニンゲンのような口調で言ってしまうほど嬉しかった。
東京の風は思ったよりも冷たく、我輩はiPhoneをタダで直してもらおうとしているだけだ。それなのに、「白塗りの悪魔顔」というだけで、東京の人は、我輩を「…うわぁイタイ人….」と、冷たい目で見てくる。
日本一周中には、宮崎県で経験した人情溢れる優しさも経験した。それなのに東京の人は人情がなく冷たい人が多いなと思っていたのだ。
しかし、ここにきて、都会にもニンゲンの優しさを感じた。そして、すぐにiPhoneを直してもらおうと連絡。そして、その会社に「すぐに行くのだ!」と返事したところ、あいりぺさん側は、
「…いえ、大丈夫です。大魔王様に向かわせるにはいきません。こちらから向かいますので、そちらでお待ちください」と、我輩にはそこで待っててくれと申してきたのだ。
「え…!魔、魔、マジっすか。東京、やさしい!!スゴっ!」またしても我輩は、大魔王であることを忘れてしまった。
我輩がその場でボーっと待っていたら、あいりぺの社長さんが駆けつけてくれた。まるで、iPhone修理の救急車のようだ。そのまま、近くのお店に入りiPhoneの修理が始まったのだった。
このあいりぺというサービスは先ほども言ったように、
「iPhoneが壊れた場所で連絡が来ると修理に駆けつけてくれる」サービスなのだ。
我輩のように魔界から東京に来たばかりという人にとったら、修理するお店が分からずに迷い果ててしまうことがなくなる。なんと、素晴らしく便利なサービスなのだ。なんとも至れり尽くせりなサービス。
また、その場にすぐに駆けつけて修理してくれる。さらには交換、修理箇所に「生涯補償」が付いているので、交換した部品に不具合が起きても「一生涯(ずっと)無料」で新しい物に交換してくれる。という、人情を越えたサービス満点であるのだ。
「日本を全て征服したが、このような素晴らしいサービスはなかったぞ・・。東京恐るべし。ガッハッハッハッハ!!」
我輩が高笑いしていると、ゲロ没したiPhoneの修理が始まった。ただ、我輩はそれを見てるだけだった。
我輩のiPhoneは、とにかく「画面割れ」がヒドイ。ママチャリで踏んづけてしまこともあるので、上半分がバキバキに折れている。そして、気になるゲロ没の部分であるが、一応、水没してすぐに中の水だけは抜いていたので、精密機器が腐敗しいていることはなかったので安心だが、バキバキ具合がヒドイ。複雑骨折した人みたいだ。
バキバキすぎる画面割れ、ゲロゲロすぎる水没。
「え…。こんなものも直るのですか??」
思わずこんなことを聞いてしまうほどだった。
しかし、アイリペさんの表情は真剣だ。まさか、我輩のiPhoneを「ママチャリで日本一周を達成した」というだけで、タダで直してくれたので、素晴らしく良い会社だ。東京でiPhoneが壊れた時、画面が割れてしまったとき、このあいりぺを使わない手はない!
真剣にiPhoneを直してもらってる横で、我輩は修理の邪魔をしてやった。見てるだけでは飽きるからだ。しかし、iPhoneを直す作業はプロの上をいっている。我輩の邪魔する姿にも全く気が付かないで、我輩のiPhoneを直してくれているのだ。
「な・・なに!!」
思わず、我輩は驚いた。我輩の魔力を全開にして邪魔しても全く動じないニンゲンは、なかなかいない。
そんな、修理の邪魔をし続けること20分。我輩の努力もむなしく、iPhoneはキレイさっぱり直った。上半分がバキバキだった画面もキレイさっぱり直っており、中も分解して異常がないか見てもらえた。
「ガッハッハッハッハッハ!!す、素晴らしい・・!キレイではないか。」
魔界にもないほどの速い修理時間に我輩は感心した。さすが、東京である。あいりぺなかなか素晴らしいサービスだ。ガッハッハッハッハッハ!!
と、きれいになったiPhoneを見てうっとりしてしまった。
その場にすぐに駆けつけて、迅速に壊れたiPhoneを直してくれて、さらには、直した箇所に「生涯補償」まで付いている。なかなか素晴らしいぞ。
我輩は、「またiPhoneが壊れた時はタダで直してもらおう。ガッハッハッハッハッハ!!」
と、クズな発言を残して、今夜の寝床を探しに東京の街へと帰っていったのだった。
そうそう、これを読んでいる無職のニンゲンども!あいりぺは地方進出を図っておるのだ。今なら「iKeeper」となって、日本中で求人を募集しておるぞ。iKeeper は、修理の申し込みと同様にホームページから応募できるそうだ。我輩は「ホームレス」を貫くがな。ガッハッハッハッハッハ!!
iPhoneの修理お申し込みはホームページから
※大魔王は特別にタダでしたが、一般の方には料金が発生します。詳しくは下記のリンクをクリック!
東京都新宿区新宿7丁目26-7 ビクセル新宿1F
※大魔王ポルポルさんへの激励のメッセージはコチラまで!
・アフリカ横断!!‐ホームレスがアフリカの現状を見てアフリカのことを伝える‐(クラウドファンディング)
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『大魔王ポルポルの日本征服の旅』
著者/大魔王ポルポル
日本一周の旅をしている大魔王ポルポルである。旅の裏側、隠れた小話など話したいことは盛り沢山!! だがしかし! タダで公開はできない。メールマガジンで日本のいろいろなことを掲載するのだ。メルマガに記載のアドレスに悩みや質問を送ってくれればメルマガで公開回答するぞ! ガッハッハッハ!!
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