横浜・寿町で、悪魔が激ウマな「一杯のかけそば」に出逢った!

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『ママチャリで日本一周中の悪魔』こと大魔王ポルポルさん。日本一周の旅を終え、横浜の簡易宿泊所街(ドヤ街)・寿町で、ワンコインの焼肉定食に舌鼓を打っていたと思ったら、また同じ寿町で取材拒否のオンパレードに遭いながら、ようやく一杯のかけそばに辿り着いたようで。。。

ママチャリで日本一周を終えた悪魔が、横浜・寿町で一杯の「かけそば」を喰らう!

先週から横浜の寿町という町をウロウロしている大魔王ポルポルである。

この寿町という街は、一泊あたり5000円以下の安く泊まれる簡易宿泊所(宿)が沢山集まる場所、つまり宿(やど)の街、ひっくり返して通称・ドヤ街と言われている。一角に大きな職業安定所があり、日雇い労働者がたくさん住んでいることで有名だ。日本三大ドヤ街と呼ばれているのが、大阪・西成の釜ヶ崎、東京・南千住の山谷、そしてこの寿町なのである。

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家もない、金もない我輩がウロウロしている寿町には別の意味のオーラが漂っていた。

「ガッハッハッハ!! ココは魔界のオーラを纏った、とてつもない場所なのだ」なんて発言は、ネットで叩かれてしまうので、ここでは抑えておこう。

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我輩は、寿町の町に溶け込んでいた。

そんな大魔王ポルポルからお知らせである。

大魔王ポルポルは、「地獄ショップ」という魔界きってのネットショップで魔界の商品を売っておる。

先週は、大魔王ポルポルの魔力Tシャツを紹介したが、今回は、大魔王ポルポルのスマホケース…いや、ス魔ホケースが発売になったのだ。

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対応機種は、iPhone5, 5s, 6, 6s, 7, 7Plusと種類も豊富! さらにはAndroidも対応可能!これは買わない手はない。(Androidの対応機種は下記のURLをクリックしてお確かめください。購入の際には、希望の対応機種をお知らせいただけるとありがたいです)

そして、さらにさらに!!

大魔王ポルポルのモバイルバッテリーも販売中!スマホケースとモバイルバッテリーで、君の魔力も無限大だ。ガッハッハッハ!!

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購入はこちらまで。「地獄ショップ」→http://makai.thebase.in/

さらに!さらに!さらに!さらに!

チョーシにのって、我輩からもう1つお知らせ。

実は、大魔王ポルポルのママチャリ…いや、「魔魔チャリ」に乗って日本を征服した時の模様が、電子書籍になって発売決定!

発売は11月24日。我輩がアフリカに旅立とうとしている12月26日の1ヶ月前に発売なのだ。ガッハッハッハ!!

なんと1冊に収まらなかったので、全5巻のシリーズものとして発売することにしたぞ。

ニンゲンども!要チェックなのだ。ガッハッハッハ!!

電子書籍の詳細はコチラ

http://poruporu.blog.jp/archives/12029852.html

…と、宣伝はこの辺にしておいて。

寿町を歩く我輩は、住民に変な目で見られていた。

「おい、兄ちゃん。どんな顔してんねん!」

白塗りで忍び寄る顔に、寿町民は別の意味で恐怖に震えていた。

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しかし、闇のオーラを全開にしつつも、我輩は腹がへって死にそうだった。腹がへって腹がへって、大魔王なのにどうしようもないくらい力が出ない。

そんな空腹で死にそうになっていた我輩なのだが、ニンゲンどもに空腹だということがバレないようにしなくてはいけない。

なぜなら我輩は大魔王だからだ。

そんな、全力でニヤニヤしている大魔王ポルポルと、「白塗りの変な奴が街を歩いているぞ……」と思わざるを得ない町民。ドヤ街は不穏な空気に包まれていた。

そんな中、「我輩=変人」となっているため、町中の警備員も厳戒態勢に入っている。しかし、我輩はそんなことなど気にしない。なぜなら我輩は大魔王だからだ。

前回、焼肉定食を食べたお店を出てからも、ひたすら寿町をウロウロしていた。

しかし、この白塗りの顔がダメなのか、寿町のどのお店も取材NGのお店が多い。

寿町をウロウロしながら取材オッケーの店を探すこと1時間。

「ガッハッハッハ!!何か食べたい!何か食べたいのだ!ガッハッハッハ!!」と、心の中で訴えながら大魔王ポルポルはドヤ街を歩いていた。

ドヤ街を1時間も歩いていると、不思議な価格でメシが食える店がチラホラあることに気づく。

例えば、300円程度で定食が食べられるという、魔族にはうってつけのお店があった。その店内はけっこう広々としていたのだが当然取材NG。

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また、昼間っから競艇を眺めるだけの古い建物があったりする。その建物は誰が管理してんねん…と思いつつも、建物に集まり競艇の結果を見る人の姿は、遠目から見ると、とても異様に映った。

しかし、店の特殊なオーラよりも、「変な人は店の中に入らないでくださいオーラ」の方が強烈だ。

ガラガラと扉を開けて店の中に入り、

「ガッハッハッハッハッハ!!我輩は大魔王ポルポル!」

などと一言も言っていないのに、

「いや!ムリムリムリムリ。入らんといて!」というオーラを出され、心が折れてしまいそうだった。

「あのー、このお店の記事を書きたいのですが・・・」と、大魔王であることを忘れて丁寧にお願いしても、

「いや!ムリムリムリムリ」

「いや!ムリムリムリムリ」

「いや!ムリムリムリムリ」

のオンパレード。

もうダメだ、限界だ…と思いながらも1時間ほど歩くと、ようやく店内の写真撮影はダメだけど、料理と外の看板だけの撮影はオッケーという店を探し出した。

しかし、料理を食べ終わってお店の住所と電話番号を聞こうとしたら、

「アンタには関係ないやろ!」とキレられ、電話番号も営業時間も教えてくれなかったのでビビっておる。

それは置いておいて、店の紹介をしよう。店の名前は、でん吉。

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店内に入るや否や、薄暗い席に我輩は座った。

小さな店内は、カウンター席のみとなっており、どうも落ち着かない。そこで我輩は、魔族も驚くものを食べてやろうと考えた。

トカゲの尻尾がいいか……いや待てよ、魔女のエキスが入ったシチューもうまそうだ。そんなことを考えながら、メニュー表を眺めつつ、空腹の我輩は注文した。

「あのー、かけそば1つ」

正直、店の中が暗すぎて、ちょっと居心地が悪い。早く帰りたかった。

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しかし、ここのかけそばは、ものすごいウマイ。一口食べると身体が町に溶け込むような懐かしい味がした。

この激ウマなかけそばを食べながら、我輩は、沖縄で食べたソーキそばを思い出していた。

沖縄で食べたソーキそばは、なんくるないさー(気にしない、気にしない)の味がした。沖縄の海の味がした、ような気がした。

つまり沖縄のソーキソバは沖縄住民の生活に寄り添っている味だったのだ。

この店内で食べる寿町の一杯のそばも庶民に寄り添う味であった。

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「ガッハッハッハ!!とても美味たるソバだ!」

この優しい味に感動した我輩は、次の目的地向かったのだった。

(つづく)

 

でん吉

〒231-0027 神奈川県横浜市中区扇町4-11-1 

電話番号:なし

営業時間:不明

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※大魔王ポルポルさんへの激励のメッセージはコチラまで!

大魔王ポルポル@ホームレス魔王(Twitter)

大魔王ポルポル(755)

 

『大魔王ポルポルの日本征服の旅』
著者/大魔王ポルポル
日本一周の旅をしている大魔王ポルポルである。旅の裏側、隠れた小話など話したいことは盛り沢山!! だがしかし! タダで公開はできない。メールマガジンで日本のいろいろなことを掲載するのだ。メルマガに記載のアドレスに悩みや質問を送ってくれればメルマガで公開回答するぞ! ガッハッハッハ!!
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