「頭を使いすぎて知恵熱が出た」この使い方が間違っているワケ

shigobi20171002
 

「話のさわり」「ぞっとしない」「知恵熱」ー。よく耳にするこれらの言葉、100%完璧に使いこなせているという自信のある方、どれくらいいらっしゃるでしょうか。今回の無料メルマガ『仕事美人のメール作法』では著者の神垣あゆみさんが、「国語に関する世論調査」で多くの人が間違えた問題をあげつつ、それらの正しい使い方を解説しています。

話のさわり

平成28年度「国語に関する世論調査」では、下記に挙げた3つの慣用句はどちらの意味か、尋ねています。

あなたはどちらだと思いますか?

 

1.さわり 例:話のさわりだけ聞かせる。
 ア)話などの要点のこと
 イ)話などの最初の部分のこと

 

2.ぞっとしない 例:今回の映画は、余りぞっとしないものだった。
 ア)面白くない
 イ)恐ろしくない

 

3.知恵熱 例:知恵熱が出た。
 ア)乳幼児期に突然起こることのある発熱
 イ)深く考えたり頭を使ったりした後の発熱

本来の意味は、いずれも ア)です。

「2.ぞっとしない」については、本来の意味である「ア)面白くない」と回答した人は22.8%、「イ)恐ろしくない」と回答した人は56.1%でした。

「ぞっと」は、寒さや恐怖や、強い感動を受けて、からだが震え上がる様を意味します。

例:大事故になっていたかもしれない、と思うとぞっとする。

「ぞっとしない」は、「ぞっとする」の反対語というイメージから、「恐ろしくない」という意味で捉えてしまうのかもしれません。「ぞっとしない」については、ちょうど10年前の当メールマガジンでも取り上げています。

誤用の実態<間違いやすい慣用句>VOL.655

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