マネーボイス メニュー

水際対策も緊急宣言も「口だけ」。ワクチン一辺倒で医療崩壊を招いた菅政権“コロナ失政”の本質=斎藤満

コロナ感染爆発とも言える今の状況に、ワクチン一辺倒で進んできた政府は次の手を打てずにいます。医師の数は足りているのに、その使い方が偏っているために医療崩壊が起きています。国民の命を脅かす「危機」にもかかわらず、国民や企業にお願いするだけで、打つべき手を打たなかったところに政府の失敗の本質があります。(『マンさんの経済あらかると』斎藤満)

※有料メルマガ『マンさんの経済あらかると』2021年8月18日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:斎藤満(さいとうみつる)
1951年、東京生まれ。グローバル・エコノミスト。一橋大学卒業後、三和銀行に入行。資金為替部時代にニューヨークへ赴任、シニアエコノミストとしてワシントンの動き、とくにFRBの金融政策を探る。その後、三和銀行資金為替部チーフエコノミスト、三和証券調査部長、UFJつばさ証券投資調査部長・チーフエコノミスト、東海東京証券チーフエコノミストを経て2014年6月より独立して現職。為替や金利が動く裏で何が起こっているかを分析している。

ワクチン依存の限界

菅政権がコロナ対策の切り札と期待するワクチン接種が、少なくとも1回の接種を終えた人が6,000万人をこえ、2回の接種を終えた人も4割近くになろうとしています。

ワクチン接種に期待したのは、日本の株式市場も同様で、接種率が1割を超えたあたりからワクチン効果を期待しての「買い」が膨らみました。

ところが、その一方で、新規感染者数は減るどころか、爆発的に拡大を続け、先週末にはついに全国の新規感染者数が1日2万人を超えることとなりました。

そしてこの感染爆発とともに、重症患者数も急増、入院患者を選別せざるを得ない医療ひっ迫を全国的に招いてしまいました。医療の現場からは、とにかく感染者を抑えないことには医療が崩壊するとの危機感が高まっています。

こうした状況に、政府は打つ手なしで、専門部会も感染者を減らすために人流の5割減を要請するも、具体策は打てません。

五輪期間中にラムダ株が潜入し、やはり日本の水際での管理体制の甘さが露呈しました、デルタ株、ラムダ株に対して、ワクチンがどの程度有効なのかの不安は多く、日本よりも接種率の高い米国では、間もなく1日の新規感染者数が20万人に達すると見られています。

イスラエルでは3回目のブースター接種が始まり、英国、米国でも3回目の接種が議論されています。これまでのワクチン効果に対する期待が急速に冷え込んできました。日本では3回目接種の議論の前に、打ちたくても打てない人をまず考えろ、との議論が広がっています。

株式市場もこの感染爆発、医療崩壊をに影響され、株価が下落するケースが増えてきました。

政府はワクチン一本槍で来ましたが、その接種も進まなくなりました。ワクチン偏重の「一本足打法」が限界に突き当たったことを示唆しています。

医療体制の崩壊

ワクチン一辺倒の政策を進める間にも、医療ひっ迫が急速に進んでいます。

この春には関西で自宅療養中の患者が多数命を失い、「救える命が救えない」状況を目の当たりにしました。

東京など首都圏でも、この間、病床を増やしたものの、すでに入院患者を選別しなければならないひっ迫状態にあり、入院調整中の患者、自宅療養を余儀なくされている患者が何万人にものぼっています。

自宅でもホテルでも、必要な時に医者に診てもらえる体制ならまだしも、病状が悪化しても、保健所にもフォローアップセンターにも連絡がつかず、救急車で何時間もたらいまわしされるケースが増えています。受け入れ病院がなく、自宅に戻されるケースもあると言います。

唯一、治療薬として承認した抗体カクテルも、入院患者にしか使えず、数も少なく、自宅やホテルで療養する本来の需要者に届かないという矛盾を露呈しました。

こうした批判を受けて政府は、品川プリンスホテルで抗体カクテルの治療実験を行っています。これが成功した後は、多くのホテルでカクテル治療ができるよう、体制づくりを急ぐ必要があります。

Next: バブル方式は機能せず。ワクチン一辺倒の政府が引き起こした医療崩壊



医療資源が足りないのではなく、使い方が偏っている

日本ではコロナ患者の受け入れる機関と、そのほかの医療機関との間で、繁閑の差が著しく大きくなり、医療の非効率がひっ迫の一因になっています。

コロナ患者を受け入れない医療機関では、患者が減り、経営が成り立たないところも出ていると言います。

医療資源が足りないのではなく、その使い方が偏っていて、非効率がひっ迫の大きな要素になっています。これもコロナ対策失敗の大きな要因です。

福井県やほかの国では「野戦病院」を急いで立ち上げ、ここでコロナ患者を診る体制を作っています。

日本では一部を除いてこうした対応が遅れ、一部の医者が昼夜を問わずコロナ患者の自宅を訪問して医療にあたるなど、非効率が目立ちます。

余裕のある一般医療機関をどのように活用するか、医師会は政府と協力して、この危機を打開して欲しいと思います。

必要なら五輪施設、体育館などの公共施設を、臨時のコロナ受け入れ機関として用意することも必要です。

同時に、専門医療機関に入院できない人にも治療できるよう、今ある治療薬を「危機対応」として緊急承認し、リスクを説明の上で、希望者には投与できるようにするだけでも不安は軽減できます。

政府・医師会にはまだ医療危機を回避する手立てはあるはずです。

機能しなかった東京五輪のバブル方式

そして「安全・安心」をうたった五輪を開催しましたが、やはりこの間に感染が急増しました。

五輪関係者の感染が400件余り発生し、「バブル方式」も防御壁にはなりえず、懸念したラムダ株の侵入を抑えられませんでした。

チリからの入国者がラムダ株を持ち込み、空港の検疫をスルーしてしまいました。これもコロナ対策失敗の大きな要素です。

日本の水際対策が万全でないことは指摘されていて、そのうえで新たな「敵」の侵入を防ぐには、海外からの人の流入を封鎖するか、全豪オープン時のように、2週間の隔離徹底、選手や関係者の外出禁止など、厳しいルールが必要でした。

それが皆ゆるゆるのルールのもとに運営されたため、海外からのウイルスが持ち込まれ、感染拡大につながった面は否定できません。

Next: コロナと共に生きる長期戦を覚悟した戦略に切り替えるべき



抜本的な対応変更が必要

結局、ワクチンでも感染を防げず、感染防止策を打ち出すこともウイルス潜入防止もできなかったせいで、日本はコロナとの長期戦を余儀なくされています。

アフター・コロナを考える前に、コロナと同居する前提で、いかに国民の命と健康を守るかを優先するしかありません。これまでの「平時」の対応を捨て、「危機モード」に切り替える必要があります。

政府や小池知事も口では「災害級」「危機」と言いますが、やっていることは平時の対応で、国民企業にお願いするだけ。

その国民も企業も、もはや政府や都知事の言うことを聞かなくなりました。信用を失ったためです。それを法改正で政府の統制力を強化しようとの動きがありますが、本末転倒です。

太平洋戦争の失敗を繰り返さないよう、長期戦が可能な戦略に切り替える必要があります。

コロナ疾病に協力する医療機関が限られるなら、公共施設を利用して「野戦病院」を確保し、少なくとも自宅に放置する事態は回避しなければなりません。

それでもカバーできない療養者には、本人の希望を確認したうえで、イベルメクチンやアビガンなどコロナ治療薬の投与を考え、医師との緊急連絡システムを確保する必要があります。

国民の命を脅かす「危機」にも拘らず、国民や企業にお願いするだけで、打つべき手を打たなかったところに政府の失敗の本質があります。

続きはご購読ください。 初月無料です

【関連】NHK受信料削減の切り札「Eテレ売却」にTV各局が反対するワケ。田中角栄と電波利権の闇=原彰宏

【関連】ブラック企業が社員を退職に追い込む3つの方法。コロナ下のリストラ手口とは?=新田龍

<初月無料購読ですぐ読める! 8月配信済みバックナンバー>

※2021年8月中に初月無料の定期購読手続きを完了すると、以下の号がすぐに届きます。

2021年8月配信分
  • 新生アフガンは中国に吉か凶か(8/20)
  • コロナ対応、失敗の本質(8/18)
  • 無視できない日本のインフレ(8/16)
  • 米中抗争、コロナで思わぬ展開に(8/13)
  • ハードルが下がったFRBの緩和縮小(8/11)
  • 無政府と統制強化の悪循環(8/9)
  • 菅総理の五輪が終わるとき(8/6)
  • FRBの信任が試される半年(8/4)
  • 中国、体制維持のための巨大な代償(8/2)

いますぐ初月無料購読!


※有料メルマガ『マンさんの経済あらかると』2021年8月18日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

<こちらも必読! 月単位で購入できるバックナンバー>

※初月無料の定期購読のほか、1ヶ月単位でバックナンバーをご購入いただけます(1ヶ月分:税込880円)。

2021年7月配信分
  • デルタ株が緩和修正の動きを制約するか(7/30)
  • ワクチン接種から見た日本の景気シナリオ(7/28)
  • 国民の犠牲のもとに強行された五輪の意味が問われる(7/26)
  • 絶好調な米国経済に2つの落とし穴(7/21)
  • 脱炭素の長期計画では間に合わない温暖化対策(7/19)
  • リスク経済はチャンスと背中合わせ(7/16)
  • 需要不足を財政で補填すべき(7/14)
  • ワクチン不足対策を急げ(7/12)
  • 習近平政権に立ちはだかる4つの難題(7/9)
  • 科学的判断を示す時(7/7)
  • インフレ急騰下での米金利低下に終止符(7/5)
  • ペントアップ期待とコスト高で景気は(7/2)

2021年7月のバックナンバーを購入する

2021年6月配信分
  • バイデン政権に立ちはだかる米3分断(6/30)
  • 中国経済にドル高の追い打ち(6/28)
  • 東京市場「秋の陣」に備える(6/25)
  • FRBに救われた日銀(6/23)
  • コロナ禍の景気明暗、より顕著に(6/21)
  • 前のめりになったFRBの真意はどこに(6/18)
  • 米中「競争と協力」の限界(6/16)
  • 無視できなくなったコモディティ価格高騰(6/14)
  • 日本再生には政府の信頼回復が急務(6/11)
  • 広がる日米の景気格差(6/9)
  • 自分で決められる当たり前の国へ(6/7)
  • K字型回復の危うさ(6/4)
  • ロンドンG7、日本は針の筵(6/2)

2021年6月のバックナンバーを購入する

2021年5月配信分
  • 非常時宰相には強さが必要(5/31)
  • コロナ禍での物価下落は大きくない(5/28)
  • 米国経済独り勝ちでもドルが下落する(5/26)
  • ビットコイン急落が示唆するもの(5/24)
  • 経済より大事なもの(5/21)
  • コロナ・サイクルを絶て(5/19)
  • 過熱経済が大規模緩和の修正圧力に(5/17)
  • 政治に翻弄される東京五輪(5/14)
  • 2つの「分断」が日本経済の重しに(5/12)
  • 「公助」欠乏不況を回避せよ(5/10)
  • パウエル会見にテーパリングのヒント(5/7)

2021年5月のバックナンバーを購入する

2021年4月配信分
  • 超緩和の副反応を気にする日銀(4/30)
  • 対中国姿勢を問われる菅政権(4/28)
  • コロナ禍長期化が引き起こす債務危機(4/26)
  • コロナのもとで富の集中が加速(4/23)
  • コロナ緊急支援策の見直し機運(4/21)
  • 政治を変えれば日本のコロナ危機も克服できる(4/19)
  • インフレは過去の遺物か(4/16)
  • 高値株価に2つの爆弾(4/14)
  • 日米景気格差はコロナ対応の差(4/12)
  • コロナ長期戦に備えた働き方対応が必要(4/9)
  • 日米首脳会談延期で高まるハードル(4/7)
  • 緊張高まる北朝鮮(4/5)
  • 脱炭素化に見る日本のジレンマ(4/2)

2021年4月のバックナンバーを購入する

2021年3月配信分
  • 国民任せのコロナ対応に限界(3/31)
  • 中国の影響で不安定になった日本株(3/29)
  • トランプより危険なバイデンの敵対外交(3/26)
  • ドル高転換は円安を保証しない(3/24)
  • マルクス先生の予言?(3/22)
  • 国民の静かな反乱に屈した政府(3/19)
  • 株バブルはまだ拡大しやすい(3/17)
  • 武器としての金利上昇(3/15)
  • 迫られる東京五輪の決断(3/12)
  • 長期金利上昇の要因、当局と市場の見方(3/10)
  • 景気ウォッチャー調査が象徴する日本の症状(3/8)
  • ジェンダー・ギャップ以前に考えること(3/5)
  • 中国の期待を裏切った米国の対中強硬論(3/3)
  • 日銀の持続可能緩和策を探る(3/1)

2021年3月のバックナンバーを購入する

2021年2月配信分
  • コロナ禍でこそベアが必要(2/26)
  • コロナ金融危機は時間との勝負(2/24)
  • コロナ危機から債務危機へ(2/22)
  • 長期金利上昇をめぐる当局と市場の戦い(2/19)
  • 株価3万円回復と資産格差(2/17)
  • 全豪オープンにみる東京五輪への示唆(2/15)
  • 自民党「老害」整理が始まる(2/12)
  • バイデンの対中国戦略はより強か(2/10)
  • 米長期金利上昇がもたらすもの(2/8)
  • コロナ対応と経済成果(2/5)
  • コロナで露呈したデジタル分断(2/3)
  • ワクチン、五輪が政権の命取りに(2/1)

2021年2月のバックナンバーを購入する

2021年1月配信分
  • コロナ長期化で見直されるモノ作り(1/29)
  • バイデン株高の正体(1/27)
  • 国民の命を守れない政府に「ノー」(1/25)
  • 国民皆保険制度の見直しは言い間違いではなかった(1/22)
  • 中国8%成長予想に立ちはだかる3つの壁(1/20)
  • バイデン政権で変わる北東アジア情勢(1/18)
  • 菅政権、失敗の本質(1/15)
  • FRBがトランプの呪縛から解放されると(1/13)
  • インフレのステージが変わる(1/8)
  • 新年の日銀金融政策を読む(1/6)
  • 新年の「ブラックスワン」(1/4)

2021年1月のバックナンバーを購入する

2020年12月配信分
  • 景気変動の形を変えてしまったコロナ(12/28)
  • 日本でも広がる「分断」(12/25)
  • 新年の株式市場に2つの金利リスク(12/23)
  • 永田町は「菅後」を見始めた(12/21)
  • 菅政権は円高を止められない(12/18)
  • バイデン政権の親中派は過去の話(12/16)
  • 脱炭素社会、日本の視点(12/14)
  • 輸入低迷に見る日本経済の脆さ(12/11)
  • 医療崩壊は政権崩壊のトリガーにも(12/9)
  • 科学力の軽視は命取り(12/7)
  • スガノミクスの前にやるべきこと(12/4)
  • ドル安の正体は(12/2)

2020年12月のバックナンバーを購入する

2020年11月配信分
  • トランプ台風は去ったのか(11/30)
  • 菅政権の外交に「背骨」が見えない(11/27)
  • コロナ禍で求められる政策対応(11/25)
  • 政府に求められる具体的な感染予防策(11/20)
  • コロナの株バブルにまだ拡大余地(11/18)
  • トランプの法廷闘争戦略に逆風(11/16)
  • 菅政権成長戦略は危険と隣り合わせ(11/13)
  • バイデン勝利が菅政権に示唆するもの(11/11)
  • 感染防止は国民任せでよいのか(11/9)
  • トランプの勝利宣言が新たな混乱の種に(11/6)
  • 長期金利が示すコロナ対応策の差(11/4)
  • 追い詰められた日銀に姿勢変化の兆し(11/2)

2020年11月のバックナンバーを購入する

2020年10月配信分
  • バイデノミクスも悪くない(10/30)
  • 4年前とは異なる大統領選の決着と市場の反応(10/28)
  • 個人の景況感悪化にどう応えるか(10/26)
  • ゼロ金利長期化は無限のバブル醸成(10/23)
  • アフターコロナの見極めが難しい(10/21)
  • 中国の「内憂外患」(10/19)
  • 大統領選挙が米国を分断(10/16)
  • 菅政権の限界(10/14)
  • トランプが実証したマスクの効果(10/12)
  • エネルギー革命が静かに進行(10/9)
  • コロナ禍からの回復、3つの特色(10/7)
  • 鬼の居ぬ間の地政学リスク(10/5)
  • 新型コロナで事実上のMMT(10/2)

2020年10月のバックナンバーを購入する

2020年9月配信分
  • 法廷闘争を目論むトランプ陣営(9/30)
  • 密かにドル安策をとり始めたトランプ政権(9/28)
  • 米の中東和平がかえって緊張高める(9/25)
  • 日銀の物価安定目標は景気の足かせ(9/23)
  • 勢いを失ったトランプの選挙戦(9/18)
  • 広がるW字型景気リスク(9/16)
  • アベノミクス継承政権買いの限界(9/14)
  • 7月の家計消費息切れは何を意味するのか(9/11)
  • 世界貿易は6月底入れだが(9/9)
  • 法人企業統計にみるコロナの明暗(9/7)
  • 中国習近平政権に異変か(9/4)
  • 「アベノミクス」は何だったのか(9/2)

2020年9月のバックナンバーを購入する

【関連】菅政権お前もか。「消費税アップは日本を壊し税収を減らす」不都合な事実=矢口新

【関連】日本の農業をアメリカに売った政府の罪。アグリビジネスが農家の生活と地球を壊す=田中優

【関連】日本人の8割が加入する生命保険はムダだらけ。対策すべきは不慮の事故より長生きリスク=俣野成敏

【関連】「彼氏にしたい職業」上位はぜんぶ地雷、玉の輿に乗りたいなら○○な男を選べ=午堂登紀雄

マンさんの経済あらかると』(2021年8月18日号)より一部抜粋
※タイトル・見出しはMONEY VOICE編集部による

初月無料お試し購読OK!有料メルマガ好評配信中

マンさんの経済あらかると

[月額880円(税込) 毎週月・水・金曜日(祝祭日・年末年始を除く)]
金融・為替市場で40年近いエコノミスト経歴を持つ著者が、日々経済問題と取り組んでいる方々のために、ホットな話題を「あらかると」の形でとりあげます。新聞やTVが取り上げない裏話にもご期待ください。

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。