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PayPay祭りは成功したのか?クレカ不正利用・アクセス障害と、商店街で見た温度差=岩田昭男

100億円還元キャンペーンにわいたPayPay祭りもわずか10日で終了。日本の脱・現金化へのエンジンとして機能したのでしょうか?家電量販店と商店街の温度差から結果を解説します。(『達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』岩田昭男)

※本記事は。『達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』2018年12月15日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:岩田昭男(いわたあきお)
消費生活評論家。1952年生まれ。早稲田大学卒業。月刊誌記者などを経て独立。クレジットカード研究歴30年。電子マネー、デビットカード、共通ポイントなどにも詳しい。著書に「Suica一人勝ちの秘密」「信用力格差社会」「O2Oの衝撃」など。

QRコード決済の普及はまだ先?下町で体感した真のPayPay祭り

100億円キャンペーンでキャッシュレスを牽引

12月4日、いよいよPayPayのサービスが全国の加盟店でスタートしました。その目玉はなんといっても「100億円還元キャンペーン」。買い物で20%の還元があるだけでなく、くじ引きで40回に1回全額が返還されるというチャンスもあって大きな話題になりました。

キャンペーンは2019年3月末まで予定されていました。ただし、100億円分を提供し切った時点でキャンペーンは終了という条件も付帯していました。とは言うものの、100億円というのは途方もない金額なので、私などは3月末を過ぎてもお金は当然残っているだろうとタカをくくっていました。

10日間でキャンペーン中止の衝撃

ところが蓋を開けてみると、秋葉原などの大型家電店で電子レンジ、冷蔵庫、テレビなどをまとめて買う人が押し寄せて行列ができました。街ではPayPayの使えるコンビニのファミリーマートに客が集中しました。

その結果、PayPayは12月13日いっぱいで100億円を使いきり、キャンペーンは、4カ月を予定していたのに、わずか10日間で終了してしまったのです。

これは私にとっても衝撃でした。100億円を10日でばら撒いたとなると、1日10億円を使ったことになります。上限が1人10万円として毎日1万人にばら撒いた計算です。

これを「PayPayフィーバー」と呼ばずして何と呼ぼうかと私は思っていましたが、すぐにこの10日間は、その特異さから、「PayPay祭」と呼ばれるようになりました。

キャンペーンの結果はいかに?

それではいったい、このキャンペーンは成功だったのでしょうか、失敗だったのでしょうか。

いずれにしろ100億円という金額の大きさと、ギャンブル性に溢れた取り組みがテレビや新聞などマスコミに一斉に取り上げられて、キャッシュレスとスマホ決済の良いPRになりました。そのために、すでに元は取ったという人もあります。

一方で、相前後して生じたソフトバンクの通信障害に関しても、PayPayの運用を阻害する要因となったとして重く受け止めるべきとの指摘もあります。そのため今後は安定したシステムの維持・管理こそもっと問題にされるべきで、100億円の資金もそちらに使えという意見も出ています。

このインフラについての意見は拝聴するにしても、少なくともPayPayのキャンペーンはキャッシュレス時代の橋頭堡(きょうとうほ)を作ったのは確かで、その点では評価できます。

Next: クレカ不正利用など問題山積。下町で体感した本当のPayPay祭りとは…



ほんとうのPayPayはこっちだ!

「祭り」は終わると、熱は急速に冷えるものです。4カ月にわたってみることができると思っていた夢が、たった10日間で萎んだのですから、人々の欲求不満はたまっているはずです。

もっと「PayPay祭り」の夢の中にいたかったはずですが、夢から醒めよ、現実に帰れといわれるのですから、醒めなきゃいけなくなります。しかし、このツケは大きいでしょう。いつかとてつもない形でしっぺ返しがあるでしょう。

すでに、PayPayでクレジットカード不正利用が横行していたことが発覚し、大きな問題となっています。

やはり主体は現実です。夢は続かないのです。同じ日に私が体験したPayPayの現実の姿を紹介しましょう。

ビックカメラの祭りをよそに、同時刻のスカイツリーの下では…

実を言えば、12月4日当日、ビックカメラで皆が盛り上がっていた頃に、私はスカイツリーの下の商店街を歩いていました。墨田区の商店街のいくつかがPayPayの実証実験をスタートするという知らせがあったため、こちらに来たのです。
※参考:PayPay、「すみだキャッシュレス実証実験プロジェクト」を開始~墨田区の商店街約300店舗に「PayPay」を導入 – 日本経済新聞(2018年11月29日配信)

しかし、一般的に新たに電子マネーやポイントの導入があるときには商店街でのぼりを立てて盛大なイベントを開催するものですが、今回は出陣式もなければPayPay加盟店ののぼりもありませんでした。

そんな経験はしたことがないので、取材日時を間違えたのかと思いましたが、そうではなかったのです。PayPayはちゃんとスタートしていたのです。それならそれで、家電とコンビニに入れるのと同じくらいの力をこちらにも向けて欲しかったと思います。残念です。

私が押上駅に着いたのが、正午前でした。目指す「おしなり商店街」は大きな街道沿いに店が連なる商店街でした。

PayPyaをダウンロードできずに出鼻をくじかれる

通りを歩きながら加盟店を探すことにしましたが、とにかくPayPayアプリを入れておく必要がありました。キャンペーン中でしたので、500円をただでもらえるという特典がありました。ところが幸先悪く、電波が弱いせいなのか、なかなかダウンロードできないのです。

初日でアプリをダウンロードする人が集中しているからだと後でわかったのですが、いずれにしろ気分は悪かったです。その時は何とか10分ほどでインストールできてアプリを使えるようになったからよかったのですが…。これがすべての始まりでした(※編注:キャンペーンが始まった12月4日のお昼頃、決済が集中したことでPayPayでシステム障害が発生。一時利用できない状態に陥ったほか、PayPayアプリの応答が遅いことから決済手続きを繰り返したことで2重決済が発生するなど混乱が生じました)。

PayPayは「すみだキャッシュレス実証実験プロジェクト」を掲げ、4日墨田区の4つの商店街300店舗で、PayPayを導入しての実証実験を始めると発表していました。同時にアリペイの対応も確認するというものでした。

Next: 加盟店探しに四苦八苦。キャッシュレス化の裾野は広がっていない?



加盟店探しに四苦八苦、おしなり商店街での現状報告

このおしなり商店街では、スカイツリーは顔を上げればすぐ上に見えるほど近くにありますが、加盟店がどこにあるかはなかなかわかりませんでした

アプリを開いてみると、加盟店検索のページもあって、地図上にたくさんの加盟店が掲載されています。ちょうど、その店(レストラン)のスタッフが店を開けようとしていたので、「PayPayは使えますか」と聞いたところ、「それは何だい」との答えなので、「だめだな」と思いました。

また次に聞いた店でも「わからない」との返事。いろいろな業種の店があるけれども、加盟店になっているところは実際は少ないようでした。

これでは埒があかないと思ったので、通りを渡って向かいの店を攻めることにしました。すると偶然にも最初に当たったパン屋がPayPayの加盟店でした。

下町の老舗パン屋でPayPayが使えた

「K」という店は焼きたてパンと手作りケーキの店でした。中年の小柄な娘さんとそのご両親の3人で切り盛りされているようでした。下町の老舗のパン屋さんで、昭和の雰囲気が色濃く残っていました。

「PayPay使えますか」開口一番に聞いたところ、「大丈夫ですよ。もう5人の皆さんに使っていただきました」と娘さんは、笑っていいました。

「あーこれで何とかなるだろう」と私はほっとしました。確かにレジの横にQRのついたPOPが立っていました。ガラス戸にはPayPayのステッカーも貼ってありました。受け入れ体制万全です。

しかし、その前に、まずは、買うものを決めないといけません。「何かおいしいものありますか」私はおすすめを聞きました。

「これですよ、おいしいよ」と娘さんがすすめてくれたのが、いかフライパン(220円)。確かに美味しそうでした。揚げたてのイカをコッペパンに挟んだオリジナルの一品でした。とてもいい匂いがしたので、「じゃあ、それで」というと、娘さんがすぐにパンを包んでくれました。

「ユーザースキャン」の使い勝手は?

それから、ポケットからスマホを出そうとしていると、「じゃあ、QRを読みますかね。スキャンしてもらえばいいんですよ」と言われたので、「あー、そうか」と思いました。

ユーザースキャンの店だったのです(ユーザースキャンとは、こちらが店の用意するQRコードをスマホで読み取るタイプのことです。よくニュースでも、中国の屋台でQRコード決済している様子を映しています。皆がQRコードを印刷した紙をめがけてスマホを掲げている、あれです)。

「これはいいぞ」と私は思いました。これまでQRコード決済の取材をするたびに、いつもストアスキャンの店でしたから不満だったのです(ストアスキャンとは、店の人がこちらのバーコードを読み取るタイプのことです)。私にとってはユーザースキャンこそやってみたい方式でしたから、これはチャンスだと思ったのです。

早速スマホのアプリを開き、その下のアイコンを押すとカメラモードに変わって、これでスキャンができます。POPのQRコードに狙いを定めてピント合わせて、スマホのシャッターを切るとスキャンが実行されました。

Next: 慣れるまでやや面倒? お店側に聞いたPayPayの良さと導入理由



自分で価格を入れて、店員に確認してもらう

「これでできた」私がちょっと叫ぶように言うと、娘さんが「まだ終わってません。値段を入れてください」といいました。

私は、いわれるままに220円と打ち込みました。支払いの金額を入れるのをすっかり忘れていたのです。ストアスキャンの時には店の人が入れて顧客はいれませんから。

「これでいいですか」というと、「待って下さい。私に見せて下さい」と娘さんがいいました。「あ、そうか。確認ですよね」「そうです」とニッコリ笑うので、スマホを渡して数字を確認してもらいました。

顧客が値段を入れるだけで確認しないと何を入れられるかわかりませんから、それで店員が確認するのです。最後に支払いボタンを押すと支払いは完了です。スマホの画面には支払額が220円、残高が280円と出ました。

この情報が私のスマホからサーバーに届いて処理されます。つまり、私の口座から220円をパン屋の口座に振り替えるように指令が出るのです。

「あーこれで終わった」「意外に簡単でしょう」と彼女がいいました。

「そういえばそうだけれど、やっぱり結構複雑。特に支払い金額を入れたり、最後にお金を確認するところは何か忘れそうで」と私がいうと、「大丈夫ですよ、そんなところは。500円入っていたのが220円引かれて280円、それが残高ですね」

「これがレシートよ」といって、お母さんが奥の部屋から出てきて1枚の紙を渡してくれました。

奥の部屋では白髪頭のお父さんがパン粉を練っています。やはり手作りパンですから、イチから作っているのですが、これはいい店に来たものだと思いました。パンはおいしかったですし、幸せな家庭の雰囲気も最高でした。

スマホ決済は中小小売店の救世主か

娘さんに話を聞くと数日前からPayPayを取り引きしていて、すでに何人かは利用しているとのことでした。手数料は3年間無料の約束をしているといいます。

レジの横にはSuicaの端末があったので、キャッシュレスはPayPayが最初ではないことがわかりました。おそらくこの店は、新しい決済に積極的で意欲的に取り組んでいるんだなとわかりました。

手数料は払わなくてもいいし、店としては新しい端末を入れなくてもいいので楽です」と娘さんはいっていました。

また、入金が早く利用した翌日には入るので助かっているともいいます。それも導入の理由の1つになっているそうです。

この店のような小規模の店にはQRコード決済がよくなじむし、店側もPayPay側もどちらも負担が少なくて済むのが良いところなのでしょう。

私にとっては初めてのユーザースキャンだったので、かなり興奮しました。しかし利用者側からするといつも使っているSuicaやnanacoやWAONに比べると、やはり使い勝手が悪いようです。

最初にスマホを立ち上げて、それからアプリを開いて、ユーザースキャン方式ならQR画面に焦点を合わせるなど少々難しいところがあります。今後どうなるかはわわかりませんが、少しは簡略化してほしいですね。

Next: まだまだ加盟店が少ない。PayPayは今後も使われるのか?



まだまだ加盟店が少ない

こうして「おしなりの商店街」の取材を終えましたが、ユーザースキャンの体験は素晴らしかったですし、パン屋の雰囲気も最高でした。

しかし、加盟店についてはもう少し数が欲しかったです。錦糸町の商店街も回ってみましたが、そこも同じように加盟店を探すのが難しかったです。実際にはこの時点ではまだスタートしていないところが多くてがっかりでした。

ビックカメラなど一部では大熱狂

その時はビックカメラの「PayPay祭り」の状況を全く知らないし、そんなに盛り上がっているとは思わなかったので、全体にPayPayは低調なのだと思ったのですが、実際は一部では熱狂していたのですね。

しかし、そのフィーバーから覚めて理性を取り戻すと、現実はやはりこちらのスカイツリー下の商店街に近いのではないかと思うようになりました。

この個人商店の壁をどう突き崩していくのかが今後の課題でしょうが、家電量販店のようにお金で扉を叩けば開くと言うものではありませんから、こちらはかなり難しいと思います。どんな方策を出してくるのか、PayPayの次の対策が見ものです。

ちなみに家に帰ってからアプリを見たところ、購入した金額が全額返金になるという知らせがありました。220円というささやかな額ですが、これは1カ月後に「スカイツリーのPayPay祭り」の記念に受け取ることにします。

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※本記事は。『達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』2018年12月15日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

【関連】「キャッシュレス後進国」に落ちた日本。焦った政府が大胆な計画変更へ=岩田昭男

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達人岩田昭男のクレジットカード駆け込み道場』(2018年12月15日号)より抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による

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