つまり今の時代、社内に目を向けて、社内を競争の場だと考えて仕事をするのはナンセンスというか、遅れているんです。見るべき場所、目指すところは雑多な人が行き交うマーケット(市場)なんです。ここでどれだけのプレゼンスを発揮できるのか、そのために自分は何をすべきなのか、を出来るだけ早い時期に見つめ直すんです。少なくとも30歳になる前に、これを考える、その上で人生の戦略を練る、こういう人が21世紀はウハウハ言えるんだと思うんです。
あなたという人間は、あなたが見つめている池の大きさに比例して成長するんです。あなたが見ているのが、所属する課なのか、それを超えた部なのか、さらには全社なのか、イヤイヤ業界なのか、もっと広いマーケットなのか、さらには国なのか、見つめている範囲の大きさが、そのままあなたの未来になるのです。
私はマーケットとか国という次元では見たことがないので、私のビジネスが国境を超える事は無いのです。それが私の限界なんです。
あ、これ、言っておきますが、広ければ広いほど良いよという話じゃありません。少なくとも会社という枠は超えて欲しいんですが、そこから先はあなたの欲望と能力の大きさに依存するんです。
何を、どのレベルでやりたいのかによって、この枠の大きさは決まるのです。私は田舎暮らしをやると決めた結果、この枠を大きくしなくても生きていける方法を考えたというだけの話で、やり方によってはそういう道も作れるんです。
最後のは全く別の話になっちゃうので、どこかで改めて書いてみようと思いますが、まずは社内という枠を超えて世界を見つめるところからやってみましょう。
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『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』
著者/佐藤しょ~おん
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