教えて。gooがスマホを出したらなぜ1万円って低価格になったの?

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とにかくお安くスマホを使いたい、という方に朗報!先日発表された「gooスマホ」ならエントリーモデルが1万円800円という衝撃の安さなんです!メルマガ『旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】』ではその実力のほどを専門家が検証してくださってますが…、「買い」かもしれません!

gooスマホという名前の「ZTE」端末が日本を襲撃する

先日、検索エンジン「goo」の新製品スマホのアンバサダーミーティングに行ってきた。実は僕はgooのアンバサダーなのだ。

このgooというのは検索エンジンを中心に、スマホのQ&A的な情報を提供する「gooスマホ部」やSIMフリー関連の情報を提供する「SIM通」などの情報を提供したりする情報サービスも行っている。

そのgooがその名前をつけたスマホをリリースするのだが、gooならではのアドバンテージは関連会社(gooはNTTレゾナントというNTT関連会社なのだ!)が提供する信頼性のある回線、今まで情報サイトを運営してきて持っているスマホに関するサポートのノウハウ、そして、低価格で信頼性のあるスマホ端末だ。

日本の特定メーカーと関係があるわけでもないgooがどこから端末を調達するのか?というと、中国の世界的な通信メーカーである「ZTE」からだ。以前もgooSIMセラーはZTEの端末を扱っていたのだが、今回、より本格的にgooスマホとして3機種を投入する。

このZTEというのは日本ではあまり知名度がないが、低価格ながらしっかりした端末を作るメーカーとして世界的に知られており、北米でもそのシェアをじわじわと広げているのだ。

昨年は台湾のASUSの端末「ZENFone」が日本のSIMフリー市場を席巻したのだが、今年はZENFoneの独壇場というわけにはいかないかも知れない。

先日、ASUSのZENFoneの新機種「ZENFone2」が日本国内でも発表されたが、3万5800~5万800円で3機種が発表された。今までのZENFone5が2万9800円~だったのを考えると上にシフトしたわけだ。

これに対して、gooスマホは1万円、2万円、3万円という価格で3機種、g01、g02、g03がリリースされた。もし、ZENFoneが今までの3万円という価格帯にいたら、その驚異的な低価格さと勝負せざるを得なくなってしまったろう。

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1万円のg01は3G通信しか使えないが、日本の3Gは速いのでごく普通にスマホを使うのであれば十分だ。通信SIMがOCNの「OCNモバイルONE」と組み合わせるしかないとしても、非常にコスパが高い。また、どうしても4G通信が欲しければ、2万円のg02がある。

今後、低価格にスマホを使いたいという人なら、このgooスマホを選択肢の1つとして考えることをオススメしたい。

著者:一条真人

image by: NTTコムストアエスマックス

『旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】』第20号より一部抜粋

【第20号の目次】
01.まえがき
02.本日も家電日和。#020
・コードレス電話機(イエデン)の最新事情
03.What a funny world I live #020
・gooスマホという名前の「ZTE」端末が日本を襲撃する
04.家電の余談 #010
・アップルウォッチの明日はどっちだ

著者:神原サリー/一条真人/岡安学
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