話し始めるときに、結論がはっきりしていなくてももちろんOK。というより、雑談で結論がはっきりと出る必要などありません。
それでも、どうしても話しているうちに内容がぐちゃぐちゃになることが心配なのであれば、冒頭に「頭が整理できないのですが」とか「論理的ではないんですが」という言葉を枕詞として入れてしまうのも効果的です。
感覚的なことをどんどん口にしてしまうことは、論理的に話すことが習慣になっている人にとってなじみのない話し方で、ある意味怖いかもしれません。しかし、雑談好きな人の会話をよく分析してみてください。ほとんど感覚で話をしている人が多いことに気づきます。しかも、話題が次々と脈絡もなく移っていきます。思ったことがそのまま口から出てきているようです。一度真似をしてみるとよいかもしれません。
普段、歩きながら、まわりの景色を見て、すぐに感じたことを独り言で言ってみるのも、雑談をする訓練になります。
一度そのような話し方でうまく話が展開すると、「なんだ、これでよかったのか」という、開放感のようなものを得られると思います。
「さわぐのはあとにして…………とにかく話にはいってくれ………」 (ゴルゴ13)
ゴルゴには、雑談は不要なようです。ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ
今回は、ここまでです。
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『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』
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