特別対談Part3 高城剛×石田衣良「デカすぎる企業は絶滅恐竜と同じ」

 

石田:そっか。そう考えると、大手出版社って大都市ですもんね。出版の元の形態に戻ればいいのかな。

高城:僕も大きい出版社と普通にお仕事をしてますが、まったく別のこともあわせてやらないと、次の時代に乗り換えられない。そのサイズ感は小さいに限ります。

石田:そうなんですよね。大きな出版社も全部家業で始まっているんですよね。講談社なら野間家だし、新潮社なら佐藤家っていう、家で代々社長も継いでいるので、本当に家族経営から始まって今があるので、一度そこに戻るのはあるかもしれませんね。

高城:経済学もトレンドは、MBAよりファミリービジネスですからね。

石田小さい出版社回転力を上げていく。そうか、小さい出版社を作ってみるか。

高城:そうしないと、今はもう図体が大きすぎちゃって。絶滅恐竜になっていますよね。

石田:確かにそうなるとブレーキかける人いますからね。何をやるにしても。

SK0_0298 copy

高城やらなければ給料が出るじゃないですか。やらないと給料出るんですよ、日本の会社は。

石田:そうなんですよね。

高城:官庁もそうですけど、やらなきゃ給料出るんですよ。

石田:そう、そこが変わらないと日本はもう変わらないってことね。

高城:そんな理不尽な仕組み、世界で日本だけですよ(笑)。

……と、ここまで3回にわたってお送りしてきた本対談の全文は石田衣良さん、高城剛さんの有料メルマガをご登録いただき、1月のバックナンバーを購入すれば読むことが可能です。この機会にぜひ、ご登録ください。

 

 

高城剛さんメルマガ高城未来研究所「Future Report」
高城未来研究所は、近未来を読み解く総合研究所です。実際に海外を飛び回って現場を見てまわる僕を中心に、世界情勢や経済だけではなく、移住や海外就職のプロフェッショナルなど、多岐にわたる多くの研究員が、企業と個人を顧客に未来を個別にコンサルティングをしていきます。毎週お届けする「FutureReport」は、この研究所の定期レポートで、今後世界はどのように変わっていくのか、そして、何に気をつけ、何をしなくてはいけないのか、をマスでは発言できない私見と俯瞰的視座をあわせてお届けします。
<<登録はこちら>>

 

0001660015c-140x150石田衣良さんメルマガ石田衣良ブックトーク「小説家と過ごす日曜日」

本と創作の話、時代や社会の問題、恋や性の謎、プライベートの親密な相談……。
ぼくがおもしろいと感じるすべてを投げこめるネットの個人誌です。小説ありエッセイありトークありおまけに動画も配信。週末のリラックスタイムをひとりの小説家と過ごしてみませんか?メールお待ちしています。
≪初月無料/購読はこちらから≫

print
いま読まれてます

  • 特別対談Part3 高城剛×石田衣良「デカすぎる企業は絶滅恐竜と同じ」
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け