「朝食を抜くと脳出血のリスクが36%も高まる」という研究結果

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やはり朝食は毎日きちんと摂ったほうがいいようです。無料メルマガ『Dr.ハセのクスリとサプリメントのお役立ち最新情報』に、「朝食を抜くと脳出血のリスクが36%も高まる」という大阪大学研究グループが発表したデータが紹介されています。

脳出血を防ぐには、まず朝食を摂る

冬の寒さはシニアの人には大敵です。特に血圧が高めの人にとって心配な時期で、私も他人ごとではありません。そこで今日は、特に血圧が高めの人は朝食を摂るようにしてください、というお話です。

これは、先日大阪大学などの研究グループが、米国の心疾患専門医学誌に報告したものです。それによりますと、朝食なしの人では脳卒中のリスクが36%も高まるとのことで、血圧上昇が原因と考えられるそうです。

研究は、45歳から74歳の男8万人を追跡調査したものですが、朝食を毎日食べる人に比べ、週に0~2回しか食べない人は、脳卒中のリスクが18%高まることがわかりました。

また、脳卒中のうちの脳出血のリスクについては、週に0~2回しか食べない人では36%も高まるそうです。

一般に早朝には血圧が上がるのですが、朝食をとることが血圧上昇を抑えると考えられるそうで、そのためには空腹を長時間感じる前に朝食をとることが大事、とのことです。

というお話ですので、明日からは私もきちんと朝食を摂ることにします。

image by: Shutterstock

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