仕事がある日は忙しくて料理する暇もない、という貴方におすすめなのが作り置き。無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』の著者で現役板前のgatugatu佐藤さんが伝授してくださるイチオシの作り置きレシピは、簡単でしかもアレルギーの抑制、免疫力向上、整腸作用も期待できるという、ちょっとすごい一品ですよ。
1週間日持ちの作り置きレシピ!
「紫キャベツの和風手作りザワークラウト」
gatugatu 佐藤です。
「1週間日持ちの作り置きレシピ!」の伝授です。
「出し昆布を使い、ドイツの伝統漬物を和風ザワークラウトにしておすすめしたい3つの理由」
ザワークラウトとは? ですね…、本格のホットドッグの中にソーセージと一緒に挟んである、酸っぱいキャベツ。あれです。ドイツ語で酸っぱいキャベツを意味するのが「ザワークラウト」です。ドイツを中心とする欧米諸国ではごくごく一般的に食ってます。
酢を加えて作る即席の「ザワークラウト」もあるのですが、本来は、酢を加えるのではなく自然発酵させるもの。発酵によって乳酸菌がウジャウジャわいて酸っぱくなる。
私が、「ザワークラウト」をおすすめしたい理由は、3つ。1つは、なんといっても保存できる期間が長い。2週間日持ちします。冷蔵庫からすぐに取り出して食える。
2つ目、漬物感覚でそのまま食えるのはもちろんですが、幅広く料理に活用できます。サラダ、スープ、煮込み料理、和え物にも。定番ホットドッグのように「ハム」なんかと食パンに挟むのもありです。
3つ目。これが一番おすすめしたい理由ですね。先ほど述べたように「ザワークラウト」は、発酵料理、「植物性発酵食品」です。植物の中には、もともと住み着いている乳酸菌がいます。発酵する過程で糖類から乳酸菌を作り出すんですね。なので、腸をパワフルにする乳酸菌がタップリ摂取できる。
そして、たっぷり摂取できるだけではありません。今回、伝授の「紫キャベツのザワークラウト」には、「ラクトバチルス・プランタラム」という胃酸や腸液に強い乳酸菌を多く含有してます。酸に勝てる! 生きたまま腸まで届く最強乳酸菌です。効果としては、アレルギーの改善が研究で確認されていて最も強く、免疫力向上、整腸作用が期待できます。
2週間も日持ちして、「楽」できて健康にもよい、「紫キャベツの和風手作りザワークラウト」の作り方説明します。
【材料】
紫キャベツ(大)…1/6個分(約500g)
塩(荒塩)…大さじ1杯(15g)
粗挽き黒コショウ…10ふり
出し昆布…2g
水(軟水ミネラルウォーター)…適量
綺麗なタッパorびん(100度以上耐えられる「耐熱容器」を用意して下さい)
1.紫キャベツは、硬い芯を切り落とし、傷んでいる部分、汚れている部分は取り除き内側と外側で2つに分けます。
長さ5cm、厚み5mmで繊維に逆らってザクザク刻みます。
2.大きいボウルに刻んだ紫キャベツ入れ、荒塩をぶちまけて、手で混ぜながらもみ込みます。
3.紫キャベツがしんなり軟らかくなったら、黒コショウを10回ふって入れます。
再度もみ込んで混ぜ、10分おきます。
4.タッパを熱湯消毒します。
完全に沸騰した熱湯1リットルくらいをタッパに流しいれます。数秒後、熱湯を捨て自然に冷ましておきます。
5.タッパに適当にちぎった出し昆布を入れます。
6.出し昆布の上に(3.)を入れます。
紫キャベツがひたひたに浸かるくらいの水を注ぎ入れます。
7.ペットボトルなどで重石をします。
このまま5日~1週間常温におきます。室温20度前後で5日~1週間、25度で3日程おけば、発酵が進み程よい酸味が出ます。
今回私が作ったザワークラウトは、寒さが続いた時でしたので室温が上がらず7日目でやっと酸味が出ました。それから2日後に食べやすい酸味になったところで冷蔵庫に保存しました。冷蔵保存から2週間くらい日持ちします。
作ってみてください! ソーセージなどの付け合せ、サラダに混ぜたり、ホットドックに入れたり、スープにぶち込んだり、肉の煮込み料理などに使用できます。
そのまま、食べれば大量の生きた乳酸菌が摂取できます! 胃酸に対し強靭。生きたまま腸へダイレクトに届きます。
「紫キャベツの和風ザワークラウト」は…刻む、塩でもむ、香辛料を入れる、タッパに水とぶち込む。後は、5日~1週間おくだけ。ほったらかしで、体によい、手作り洋風漬物ができます。そして2週間も日持ち。
白菜や人参でも同じように作れますので、是非!野菜を買って作ってください!
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