名言「そこに山があるから」は、どの山から生まれた言葉なのか?

 

16世紀にはスイスのチューリッヒを中心に登山を賞賛する動きがあり、コンラッド・ゲスナーとジョシアス・シムラーが度々登山を行っていたことが記録されています。2人はロープとピッケルを使ったが、一般には広まりませんでした。

奇妙なことに17世紀のヨーロッパには登山の記録がまったく残されていません。

19世紀のスイス・アルプスは英国人登山者のメッカとなり、アルプスの主峰39座のうち、31座の初登は英国人によって達成されています。

ジョージ・マロリーが「そこにそれがあるから(Becauseitisthere.)」と答えたのはあまりに有名ですが、記者の「なぜ『未踏峰(エベレスト)』に登るのか」という質問への答えであることはあまり知られていません。北極、南極に次ぐ第3の極地エベレストは、征服すべき対象であるとも説明しています。

ちなみにヨーロッパにおける近代登山の歴史は、イギリス人のアルフレッド・ウィルスのヴェッターホルン登山(1854年)に始まったとされています。

image by: Shutterstock

 

楽しい登山(初心者から子供・女性まで楽しめる登山を)
沢山の人に山や森の中で過ごすと、必要と思っていたものが実は不要だったと気づかされたり。生きる上で、何が本当に大切なものかを考えさせられたり。動植物に力づけられ、そんな自分も自然の一部そう感じて、多くの人が限りある自然を大切・愛おしく思ってもらえるようなメルマガに!
<<登録はこちら>>

print
いま読まれてます

  • 名言「そこに山があるから」は、どの山から生まれた言葉なのか?
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け