「領収書ないと経費に出来ない」は不正解。それでも領収書が大切な訳

 

最後に覚えておいて頂きたいのは、
領収証は、お金の次に大切なもの
という意識が大事だと思います。

今週の『節税を考える』のコーナーでも話したように、領収証(経費)があれば、法人税率や所得税の税率分、税金が少なくなるんですから!!

例えば、法人の場合で計算してみると、会社の取引先の方が結婚することになり、お祝いを5万円出したとします。

これは領収証がもらえませんし、アルコールも入って、お金出したのを忘れたとします。

ということは、5万円×25%(最低法人税率)=12,500円を、多く税金支払うことになるんですよ(^O^)/

逆な言い方をすれば、『出金伝票1枚書くことで、12,500円節税できた』ということです。

だから、領収証の売買が行われるのです(笑)
これも脱税なのでいけませんよ!!

だから、領収証はお金の次に大事なものなのです。
間接的にお金に化ける(節税になる)んですから*\(^o^)/*

このように、節税って結構コツコツしたものが、最終的にまとまると、大きな額になるのです。

みなさんも、『領収証もらい忘れたから、まあいいっか!』
と思わずに、愚直に領収証を取りましょう!

変な節税対策をするよりも、よほど効果的なのは言わずとも分かりますから。

ただ会社によっては、あえて節税しない(経費を出さない)というのも、有効な経営手段の一つです。
機会があればお話したいと思います(*^_^*)

では、また皆さんからの質問お待ちしています!

image by: Shutterstock

 

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