ナニも知らないお父さんへ。いま話題の「AI女子高生りんな」って誰?

 

この手の学習型人工知能会話機能は、なんやかんやと、我々の身のまわりにいつの間にやら増えていて、例えば、すでにアマゾンは、Alexa(アレクサ)という名前の人工知能を搭載したスピーカー型ホーム・アシスタント製品「アマゾン・エコー」(Amazon Echo)を発売済みだ。

さらに、つい最近のニュースによると、Googleがそのアマゾン・エコーを上回る学習型人工知能機能を持つ「グーグル・ホーム」(Google Home)のプロトタイプを発表し、今年後半に発売開始する予定なのだとか?!

「何ソレ?アマゾン・エコーとかグーグル・ホームとか、そんなの初めて聞いたよー」

って方も、たぶん、かなり大勢いらっしゃるだろう。

話しかける言葉(音声)をちゃんと認識して、インターネット上で情報を検索したり、音楽をかけたり、事前に接続しておけば、動画をテレビに映し出したり、自宅内にあるスマート家電を操作できるという製品だ。

その人工知能機能や、連動可能なスマート家電が進歩すれば、もっといろいろなことが可能になるということで、アメリカでは、こうしたスマート・スピーカーも、急に突然、注目を集めつつある。

人工知能関連の基本情報に疎い人には、もはや、何を言っているのかまったく意味が分からない話題も増えている。

例えば、先行するIBMの人工知能のWatson(ワトソン)をバックボーンに持つ会話インターフェースのMacKenzie(マッケンジー)を使って、アマゾン・エコーのAI機能、つまり、Alexa(アレクサ)にジョークを言わせてみた…などという内容だ。

人工知能関連の基本情報を知らない人が聞いたら、

「ワトソン、マッケンジー、アレクサ…って一体誰なのよ?その場に、いったい何人いるの?」

って思われるかもしれない。

なお、その場にいる人間は一人だけだ。

〔ご参考〕
Battle of the smart speakers:Google Home vs. Amazon Echo

Speaker slugfest: Google Home vs. Amazon Echo

MacKenzie is an interface to “R” programming language and R-studio

IBM Watson / MacKenzie asks Amazon Echo (Alexa) to tell her a joke

image by: Shutterstock

 

メルマガ「ニューヨークの遊び方」』より一部抜粋

著者/りばてぃ
ニューヨークの大学卒業後、現地で就職、独立。マーケティング会社ファウンダー。ニューヨーク在住。読んでハッピーになれるポジティブな情報や、その他ブログで書けないとっておきの情報満載のメルマガは読み応え抜群。

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