イギリスのEU離脱が決定。今後、世界はどうなるのか?

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EUから離脱か残留か。世論が真っ二つに分かれているイギリスで6月23日に行われた国民投票の集計結果が、日本時間の午後12時半過ぎに判明し、イギリスのEU離脱が確定した。イギリスの民放ITV、国営放送BBCが速報で伝えた。この結果は今後のイギリスにどのような影響をおよぼすのか、投票前に書かれたメルマガ発行者たちの意見を振り返ってみよう。

離脱すれば一流半国に

無料メルマガ『ジャーナリスト嶌信彦「時代を読む」』で嶌さんは、イギリスが離脱した場合に起きうる「激震」について考察。『常識的には離脱はないし、私も「離脱すべきでない」と考える。』とし、『イギリスがEUから離脱すると、世界が混乱することは必至だし、何よりかつての栄光の大英帝国のイメージがますます没落して、10年もしないうちに普通の中流国家とみなされてしまうだろう。』と述べていた。記事の詳細はこちら↓

EU離脱は英国と世界を地獄に落とす。栄光の大英帝国は中流国家転落か

ロンドン在住の日本人が見たEU離脱問題

無料メルマガ『出たっきり邦人【欧州編】』では、ロンドン在住の日本人・藤隼人さんが、目の前で起こっている「Brexit=EU離脱問題」について、独自の見解を交えながら詳しくリポート。その中で、藤さんは離脱派について『明らかな将来像を描くにはいたっていません。あくまでEUから主権を取り戻すことが目的でどのように国家を運営するかにまで考えが及んでいないかのよう』と痛烈に批判していた。記事の詳細はこちら↓

運命の6月23日。EU離脱の是非を国民投票に託したイギリスの行く末は

 

国民投票により決定した今回のEU離脱だが、イギリス国民の半数が反対の意志を示したという事実に変わりはない。この結果を受けて、今後のイギリスは、ヨーロッパは、日本は、世界はどこへ向かおうとしているのだろうか。すでに「受け身の時代」は終わり、自分自身の頭で考え、自分自身の責任において行動しなければならない時期がやってきたのかもしれない。

文責/MAG2NEWS編集部

image by: Shutterstock.com

 

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ジャーナリスト嶌信彦が政治、経済などの時流の話題や取材日記をコラムとして発信。会長を務めるNPO法人日本ウズベキスタン協会やウズベキスタンの話題もお届けします。
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