安倍家と麻生家の家系図を辿ってわかった歴代総理の異常な親戚関係

 

家系図を俯瞰してみると明治維新の雰囲気が!

ご存知のとおり、朝廷の権威を掲げて徳川幕府を倒して明治維新を成し遂げたのは長州藩(現山口県)、薩摩藩(現鹿児島県)を中心とした勢力です。結果として、現代の日本政府に通じる新政権が樹立された訳です。今日からみますと、150年ほど前の話です。

明治時代の総理大臣は、当然のことながら討幕を成し遂げて新政府樹立の中心となった旧長州藩士、旧薩摩藩士がほとんどを占めています。

時代はやがて大正、昭和となり平成となった現代ではもはや旧国名や藩名を云われても若い世代はピンとこない人が多くなりました。そうなると、「長州閥」「薩摩閥」なんていうものは古色蒼然と…と、思いきや、上記の系図のとおり現在の政治の中心にいる安倍首相や麻生太郎氏はまさに長州藩、薩摩藩の末裔です。

そして、その親戚関係にはご覧のとおり歴代総理大臣の名前が多数みられます。先ほど、安倍首相と麻生太郎氏の親戚関係の中で「いとこの奥様の…って、意外と遠い関係」という旨を書きましたが、実はこの配偶者(婚姻)こそが有力家同士を結び付けている訳です。

戦国時代のドラマ・小説などではよく「政略結婚」という言葉が出てきますが、いつの時代にあってもこれは繰り返されています(尤も、現代に於いてはこうした家柄であっても自由恋愛で婚姻されるケースも多くなっているとは思いますが)。

尚、この家系図は安倍首相と麻生太郎氏を中心に出来るだけ簡潔にその関係性を表したものですが、実際には政界だけでなく財界の有力家も多く親戚関係として繋がってきます。

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