一部の芸能人は確かに、街でスカウトされて人気者になっている。
しかし、多くは稽古をしたり、子役から始めたり、オーディションから勝ち上ったりしているのだ。
どこかでスカウトされるかも。
そういう心の隙を狙っている組織が、スカウトで有名な場所には必ず存在しているということを、頭の片隅には置いておかなければならない。
特に、未成年は色々な知識をネットなどから仕入れていても、経験値がそれに伴わない。多くの大人は、様々な恥や失敗によって、経験は重ねているだろう。
失敗をすることはいい。
ただ、彼らの組織のようなところで、狙われて失敗をすれば、それは、大きな影を落としてしまうことになりかねない。
夏は開放的になる期間でもある。
肌の露出も高くなり、見た目からも開放的になるのかもしれない。
休みの期間となり、特に学生は街にも海にも繰り出す訳であるが、それは出会いの季節ともなるわけだ。
私の世代は、連絡手段が主に電話であった。
私は40歳になる世代であるが、高校生時代はポケベル、大学生になる頃にはPHSだったり携帯電話を持ち始めた。その頃は、メールというより電話であった。
電話やポケベルであれば、同居している親に色々と勘ぐられるし特に、家の電話しかない頃であれば、それこそ、時間を決めて、その当時付き合っている彼女に出てもらうなどしないと、親父さんの雷が落ちたり、お母さんに時間が遅いわよって説教をされたりした。
この時代は、保護者のガードもあって、付き合うにしても、それなりの節度がなければならなかった。
そしてしばらくすると、メールの時代が来る。
携帯でメールをする。この時代の歌詞にも、よく登場する行為であった。ただ、メールというのは、相手が既読したかというのはわからない。
わからないからこそ、しばらく待つということは当然であったし、都合が悪いものは、届いていないとか、読んでいないというのも理由としては有りであった。
ところが、現代は主にLINEなどが連絡手段としては使われる。
メールとの違いは、既読の有無がわかることである。
”確かに届いているはずだ。”
なのに返事をしない、既読をスルーしたなど、そのレスをすぐに求めようとする傾向が強い。