スーパー、コンビニを問わず、お菓子コーナーには必ずあるといっても過言ではない「ポッキー」。今回の無料メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』で紹介されているのは、この商品の売上をなんと50億円も伸ばしたという男性による書籍です。土井さんも思わず「これぞサラリーマンの鏡!」と声を上げてしまいそうになったという1冊、一体どのような内容なのでしょうか。
『結果を出すのに必要なまわりを巻き込む技術』小林正典・著 ポプラ社
こんにちは、土井英司です。
どんなヒット商品にも必ず「陰の仕掛け人」がいるものですが、どうやら最近好調な「ポッキー」にも、そんな人物がいたようです。
それは、江崎グリコ株式会社チョコレートマーケティング部部長の小林正典氏。
新卒で同社に入社し、9年間営業職に従事した後、マーケティング部に異動した方のようですが、異動から3年で「クラッツ」「チーザ」のヒット化に成功。ずっと横ばいだった「ポッキー」の売上を50億円伸ばし、さらにデパ地下スイーツ「バトンドール」などの開発にも成功しています。
本書では、そんな著者が新商品開発の秘訣やチームマネジメントノウハウ、実際にやって効果のあった施策などを披露しています。
特に使えるのは後半部分で、実際に著者が行ったキャンペーンなどが多数紹介されており、マーケターとして良い刺激が得られます。
「できるものではなく、売れるものをつくる」
「お客様とのタッチポイントを無数につくる」
まとめてしまえばシンプルなことですが、そのためにマーケティング部がどんなことを仕掛けたのか、生の情報がまとめられています。
さっそく、気になった言葉をチェックしていきましょう!