休みの日にボーッとテレビを見ていたりすると、テレビショッピングでいろいろなモノが売られていて、ちょっと心が揺れたりしませんか?その際の買うか買わないかの決め手となるのが、販売員の「この価格は今だけ!」「お急ぎください!」などの煽り文句です。しかし、メルマガ『ビジネス発想源 Special』の著者・弘中 勝さんは、多く売るために安易に「煽り文句」を使うのは危険だと説いています。その理由とは…?
煽りの限界
レベルの高いお客様に来て頂こうと思ったら、意識しておくべきことがあります。
「煽らないこと」です。
煽る(あおる)所には、レベルの低いお客様しか集まりません。
例えば、テレビで昼間や深夜などに流れている健康食品のショッピング番組を見てみて下さい。
「健康でなければ、こんなにつらいですよね」
「こんなこと、ご存知ないですよね」
「このチャンスを逃したら、もったいないですよね」
と、煽りまくっていますよね。
それを見て、
「お客様を集めるには、こうするんだな」と単純に捉えてしまってはいけません。
あれは、なぜ煽っているのかというと、「レベルの低いお客さんをかき集めるため」です。
なんかよく分からないけれど、そんな煽られるんだったらヤバいから言うこと聞いちゃおうかな、という情報弱者を集めるための方法なのです。
煽られたらパッとお金を払ってしまうような、そういうレベルの低いお客様を集めるほうが簡単に儲かるから、そうやっているのです。
そうやって儲けたいという人であればどうぞ勝手に自由にやって頂いて結構ですが、この手法は必ず限界が来ます。