【豆知識】正月三が日に白い新品下着をつければ幸せになれるワケ

 

新年の行事は、年があらたまった三が日にその年の神様を各家庭にお迎えするということに由来しているものが多いんです。このメルマガでも過去の正月ネタで書きましたが、お年玉とか門松などはまさにその典型例です。

格式の高い大切な方が訪問してくださるのだから、部屋は清潔にしておいて、訪問中には洗濯も掃除もしないし、たとえ子供といえどケンカや大騒ぎは厳禁。みんな年神様が訪問中だからなんですよ。あ、いや、こういうワケなので、もちろん下着だけじゃなくて、トップスもボトムスもアウターもボーシも靴下もハンカチもなーにもかも新調してくださってもいいんですよ。

ただ家族全員分となると、なかなかそういうわけにもいかないんじゃないかと。きっとおばあちゃんもそう思っていたんだと思うんです。で、「せめて下着だけでも」というお話なんです。

さらにおばあちゃんの言うことには続きがありました。買ってくる下着は「絶対白にしなさい(─_ー)」でした。勝負下着でもなければ下着の色なんてそんなにバリエーションがあるわけでもないですが、グレー、ベージュ、薄いピンクくらいは、白と同じくらいたくさんありますよね。でも色が付いてちゃダメなんだそうです。ま、当時理由を聞いてみたんですが、祖母自身解っていなかったのか「そういうモンなの」でオワリでした(^Д^)

ただ、後になってみると、白の下着にこだわる理由は、白が清浄さを表すからだと思っています。年神様をお迎えするのに、本来潔斎して身を清めるべきところを清潔な新品の下着で代用しようとしているわけですから、そりゃ清浄さがことさら重要ですよね。新しいだけじゃダメで、色でも汚れのないことを示したいんです。

新年には年神様がいらっしゃって今年の福徳を授けてくださる。清浄な白い下着を身につけてお迎えしたいですね。

image by: Shutterstock

 

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