人の心は弱いものです。そうは言われても、ついつい相手に言われたことを受け取ってしまい、心を乱し、そこから怒りの気持ちが生まれ、愚痴が出たり、やがては相手を嫌いになったり…。
これこそ、お釈迦様が説かれた「人の心の苦しみ」ですね。悪口を言われても揺るぎない強い心を持とうとする修養。その必要性を説かれたということです。
こういう話を聞くと、「あーー、そんなの無理、無理!」と思ってしまうこともあります。
今すぐできるようになりなさいとまではお釈迦さまは求めてません。常に心がけて修行せよ…ということをおっしゃっているように思います。
いきなりゴールにたどり着こうと思うから「無理、無理」となります。心がけのひとつに加えていくことからスタート。
何かイヤなことを言われたときに、すぐに反応せず、受け取らない、受け取らない…と心に念じてみてはいかがでしょうか?
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