「反日・親中」で知られた米政界の大物が死去。日本への影響は?

 

去る26日、カーター大統領の補佐官を務めたことで知られるZ・ブレジンスキー氏が亡くなりました。死の直前までアメリカの政界において大きな影響力を持ち続けた、天才的な戦略家でもある同氏。今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では著者で世界情勢に詳しい北野幸伯さんが、ポーランド人として生まれたブレジンスキー氏の波乱に満ちた生涯を振り返りつつ、「反日・親中」を貫いた理由について考察しています。

アメリカ政界の黒幕ブレジンスキーの死

アメリカで、相次いで超大物が亡くなっています。3月20日、デヴィッド・ロックフェラーさんが、101歳で亡くなりました。そして、5月26日、今度はカーター大統領の補佐官を務めたブレジンスキーさんが亡くなりました

元米大統領補佐官、ブレジンスキー氏死去

読売新聞 5/27(土)13:57配信

 

【ワシントン=黒見周平】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)などは26日、米カーター政権で国家安全保障担当大統領補佐官を務めたズビグニュー・ブレジンスキー氏(89)が同日、バージニア州の病院で亡くなったと伝えた。

陰謀論の世界では、デヴィッド・ロックフェラーさんが主人公。そして、キッシンジャーさんとブレジンスキーさんが準主人公。

キッシンジャーさんは共和党、ブレジンスキーさんは民主党ですが、お二人とも公職を離れた後も、大きな影響力を持ち続けてきた。キッシンジャーさんは、トランプの外交顧問的立場。一方で、ブレジンスキーさんは、オバマさんの顧問的な立場にありました。

今回は、「陰謀論の準主役ブレジンスキーさんについて知っておきましょう。

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