『セックス・アンド・ザ・シティ』はNYの町おこしPVですよね?

 

ちなみに、マンハッタンは、行政的にテレビの撮影にはすごく積極的で、日々、ドラマの撮影をしている現場を目撃します。 本当によくよく目にします。 毎日、、はちょっと大げさかもしれないけど、見ない週はないくらい。

レキシントンアベニュー沿いにある僕の自宅の真ん前は、なぜか(たぶん、駐車場の関係か)ほんんんとーーーーに、よくドラマの撮影クルーのトレイラーが駐車されています。 もう、嫌ってくらい、玄関の目の前に俳優陣のトレイラー。 引っ越し当初はミーハーな僕は写メ撮ってましたが、あまりに日常的なので、ちょっと迷惑。 ベビーカーを押しながら外出しなきゃいけない妻は、遠回りを強制的にさせられるので、毎回、ブチキレてます(笑)。「セックス・アンド・ザ・シティ」の撮影現場も見たことがあります。

当たり前だけど、ADは日本のAD以上に、、衛生的ではない格好をしていました。 撮影現場には、テーブルがあり、「フレッシュメント」と呼ばれる、簡単な軽食が置かれています。 日本のドラマの撮影時のような気の利いたお菓子みたいなものはありません。 だいたいが、リンゴとバナナとクッキーとマフィン。 どこで見てもだいたいこればっかり。 汚い格好をしたADが汚い手のままマフィンをほおばってました。

テレビのスクリーンに映るスタイリッシュでオシャレでファッショナブルでとれんでーな「NY」を撮るために。

スクリーンの向こうのキレイなシティ」。 汗まみれで食べるマフィンがそこにある」。

どっちが本物の生の「ニューヨーク」か。

旅行者ではない僕たちには、汚い格好をしたADが本物でかつよりカッコいいと知っています。

image by: vipflash / Shutterstock.com

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全米発刊邦字紙「NEWYORK BIZ」CEO 兼発行人。同時にプロインタビュアーとしてハリウッドスターをはじめ1000人のインタビュー記事を世に出す。メルマガでは毎週エキサイティングなNY生活やインタビューのウラ話などほかでは記事にできないイシューを届けてくれる。初の著書『武器は走りながら拾え!』が2019年11月11日に発売。

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