どちらの話も、Twitterの投稿なので、事実かどうかの信ぴょう性はわかりません。ご存知の方も多いかもしれませんが、Twitterの投稿には、いいねやリツイート欲しさに、さも本当のようにウソを書く人がいます。「嘘松」ということばがあるくらい、ウソが当たり前なんですね。
ですが、それを踏まえても、多くの人が関心をもって、このような記事を読んでいます。そして、仮にウソであったとしても、本当に「ありそう」な話は勉強になります。その視点で、この二つの投稿を見てみます。
一つ目の話は、おそらくワイドショーか何かで、「アニサキス」を見た暇な主婦が、「困らせてやろう」か「あわよくば一品もらおう」と、電話をかけてきたケースでしょう。
2015年には、「『パンに髪の毛が入っていた』などと電話でうそのクレームをつけ、パン店などから現金や代替品をだまし取った」という女の事件がありましたので、かなり似ていますね。わたしもこの内容の記事を書きました。
第148号 ● 詐欺クレーマー対策を考える
第164号には続報も載せました。
今回は、アニサキスに詳しい魚屋さんだったので、たまたまぐうの音も出ないほど、クレーマーをやり込めることができました。でも、鮮魚担当が帰った後の、スーパーの店長さんだったら、どうだったのか。おそらくこんな対応はできず、買ってもいない商品を返金、そのうえ、下手したらお詫びの品をもって、頭を下げに行かされたかもしれません。
しかし、悪意をもって接してくる相手には、以下の3つを頭に入れて対応すれば、いくら特殊なことを言われても怖くありません。