そしてさらに、人事や管理職の方は、「就活中の学生」や、「中途採用に応募してきた人」に対して、理不尽な態度をとっていないか、よく考えてみてください。面接で、明らかに採用する気がない態度や質問をされたり、中途採用なのに、仕事以外のスキルのことでつつかれて不採用になったら、面接をしに来た人は、その会社のことをどう思うでしょうか。
間違いなく、その会社の製品やサービスは、よほどでなければ使わなくなりますし、人事がクソだったわー、部長がクソで採用されなくてよかったわーなど、友達くらいまでには言いふらすでしょう。
少なくとも、応募してきた時点では、好意を持っているはずの人です。それを、わざわざ敵に回して、さらに憎まれるのは、極めて愚かな行為です。
最近はTwitterやSNSだけでなく、就職者向けの口コミサイトも多くあり、しかも売り手市場です。口コミで「採用がクソ」=「会社がクソ」という評判が広がれば、ほしい人材は集まりません。
「この人が取引先になったらどうなるだろう」
「この人の友達が取引先だったらどうしよう」
これすら想像できない人事や管理職がいる会社は、緩慢な自殺をしていることに気づいていいないので、こちらから断るのが正解なのかもしれませんね。
相手が誰であれ、感謝と礼儀をもって接することが、サービスの本質に近づける、唯一の方法なのではないでしょうか。
ネットの面白い記事を読むときには、自分に置き換えたり、背景を考えたりすることで、「これをしたらどうなるだろう」という想像力を養う機会にできます。すると、スマホポチポチの時間が、単なる「時間の無駄遣い」ではなくなりますよ。
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