かくも美しい福島。ボランティアに参加して判った不足している力

 

今、被災地に足りないのは、若いエネルギーである。若いエネルギーが注がれれば、元の美しさを取り戻せる。高齢の方々だけでは、成り立たない。ただでさえ限界集落が多い中、正直厳しい面があるとは思うが、若者が土地に根付く環境が必要である。そのために、福島だけでなく岩手や宮城などでも、NPO法人を立ち上げている人たちがいる。復興に向けた動きは確実に進んでいると感じた。

歩み始めたことと、ボランティアが必要なことは、同義である。ボランティアセンターや各NPO法人など、金銭面での支援も大歓迎だという。できる人ができる時にできることをする。

「自分」の範囲はどこまでか。

家族までだろうか。
同学年の同僚までだろうか。
職場全体までだろうか。
町か。
県か。
「関東」というような地域か。
日本か。
一番大きいと「世界」か。

どれにしても「自分が所属しているのだから、無理なく、何かやれることをやれたらいいと思う。

2020年の東京オリンピック開催時に、福島を訪れる外国の方もいるのではないかと思う。世界に「おもてなし」の国として認識された日本の美しさを誇るためにも、被災地への支援は続けていきたい。

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