なぜウルトラマンは今もなお世代を超えて愛され続けるのか?

 

アジアへの展開へ

大岡社長は「ウルトラマンのメインのファンは4~5歳から小学生だが、成年、大人になっても時代を超えたウルトラマンの哲学──正義があり、それが時代ごとに少しずつ正義の意味も変化してくるので、50~60代の人もファンとして残ってくれているし、正義について子供と語りあってくれているようだ。こうした哲学のようなものがなければ、ウルトラマンは消えていたかもしれない。今後はアジア市場にもっと展開していきたい」と語っている。

すでに、日本の生んだウルトラマンというキャラクターは欧米にも迎えられているが、今後はインバウンドの旅行客も増えているアジアがアニメとともに大きな市場ターゲットとなっていく可能性があるのだ。(TSR情報 2017年6月26日)

※ ブログにはTBS社屋にあるウルトラマン像とウルトラマングッズの画像を掲載しています。興味をお持ちの方は合わせて以下を参照ください。
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ジャーナリスト。1942年生。慶応大学経済学部卒業後、毎日新聞社入社。大蔵省、日銀、財界、ワシントン特派員等を経て1987年からフリー。TBSテレビ「ブロードキャスター」「NEWS23」「朝ズバッ!」等のコメンテーター、BS-TBS「グローバル・ナビフロント」のキャスターを約15年務め、TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」に27年間出演。現在は、TBSラジオ「嶌信彦 人生百景『志の人たち』」出演。近著にウズベキスタン抑留者のナボイ劇場建設秘話を描いたノンフィクション「伝説となった日本兵捕虜-ソ連四大劇場を建てた男たち-」を角川書店より発売。著書多数。NPO「日本ニュース時事能力検定協会」理事、NPO「日本ウズベキスタン協会」 会長。先進国サミットの取材は約30回に及ぶ。

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【著者】 嶌信彦 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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