吉田:ほほぅ。賢いサイクリストもいるんですね。クルマ乗る側からしたらパーキングメーターに自転車が駐輪との考えはまったくないので、確かに正直言って駐車したいのに邪魔だなって考えが生じます。しかし、使用できる権利があるのならば話は別。公安委員会はもっとバイクや自転車がパーキングメーターを利用できる旨をアナウンスするべきですな。クルマばかり優先させていて不公平ですよ。パーキングメーターの白線枠内であれば撤去作業のトラックからも自転車は守られるし、使わない手はないですね。ただ問題なのは、60分超過して放置駐輪として駐車監視員が駐禁ステッカーを自転車へ貼れるのかっていう部分。どうなんでしょうか?」
Tさん:うーん、これは私でもハッキリとした正解な回答は出せないですが……恐らく駐車監視員はステッカー貼れないと思います。軽車両の取り締まりは任されていないですからね」
吉田:ということは、それこそ駐車監視員を交通監視員へグレードアップさせるべく、彼らの仕事をもっと増やすべきなんですよ。放置駐車するクルマが激減しているからあの人たちは暇していますし、重箱の隅を突くように大して邪魔になっていない場所に置かれている原付バイクや自動二輪車を見つけては駐禁ステッカーを貼りまくっている姿も良くみます。彼らを2時間ぐらい尾行すると動きが良く分かりますよ(笑)」
Tさん:え? 吉田さん尾行したりしているんですか?
吉田:ええ。面白いですよ。後ろから気づかれないよう尾行して駐車監視員は2人でペア行動取らなきゃいけないわけじゃないですか。彼らの会話も聞いたりとかすると、色々分かってきたりします。取り締まりの法則とか暇している話とかね。
(次回へつづく)