なぜ相談の答えをすぐに教えてしまう上司は信頼されないのか?

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実力は同程度でも、信頼されている上司、されていない上司…どこにその差があるのでしょうか。今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』では著者の坂本りゅういちさんが、数々の店舗を見て回り確信を得た「信頼される上司」の条件を紹介しています。

信頼されている上司

いろんなお店を見て回ってきて、たまに、信頼されている上司に出会うことがあります。スタッフからの信頼が厚く、多少厳しいことを言っていたとしても周囲の人たちがついてきているような人たちです。

そうなっている理由にはいろんなものがあるのですが、ひとつ、これは大事だよなぁと思うことがあります。悩みへの寄り添い方が上手なのです。

実際、スタッフと上司(店長など)が話している様子を見ることはまずできません。しかし、仕事上、スタッフの人からどういう風に上司と接しているか、話を聞きます。その際に出てくるのが、先ほどの悩みへの寄り添い方なんですね。

「私、今の店長でよかったです!」と言ってくれているスタッフの方々の話を聞くと、こんな話が挙がってきます。

  • 普段から会話をしてくれるから、悩みがあっても相談しやすい
  • 飲みに行ったりはしないけど、必ず元気がないときに声をかけてくれる
  • 仕事で困っているときに、じっくり時間をとってできるようになるのを手伝ってくれる
  • 叱られることも多いけど、その後には一緒に解決策を探してくれる

こんな声が少なくないのです。スタッフを気にかけているのが伝わってきますよね。

そして、悩みへの寄り添い方に共通しているのが、一緒になって解決しようとしてくれることです。「こうしなさい」「ああしなさい」ではなくて、お互いに話をしてから、どうすればいいのか、一緒になって考えてくれる。

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