なぜ板前はパラッパラチャーハンにあえて「納豆」を入れるのか?

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納豆にチャーハン……これが意外とイケる! と豪語するのは、無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』の著者で現役板前のgatugatu佐藤さん。簡単に作れてガッツリいける、その上臭みも気にならない程度という、いいとこだらけの欠点ナシのレシピです。

「納豆感」50%! しょう油香ばしパラパラ納豆チャーハン

gatugatu佐藤です。「佐藤さんとうとうやってはならない料理に手を出したな……」と思ったあなた! 大丈夫です。これが意外にイケてる「チャーハン」。納豆の臭いを抑える方法は色々とあるのですが、玉子と混ぜると納豆臭が半減します。これを応用してチャーハンに。

通常チャーハンは、仕上げに香ばしさを出すため濃口しょう油を少々入れますが、多めに加えることでさらに納豆臭が抑えられてます。なので、食べやすい。このチャーハンならおそらく納豆が苦手な方も食べられるはず……。塩味は少々。しょう油でしっかり目に味付けしているので納豆と相性もいいです。ごはんも多めにしてガッツリの腹いっぱい「チャーハン」になってます。

私これ、実際食べましたが、ほとんど臭みを感じませんでしたね。納豆は基本的に好きでよく食べるので臭いに慣れているのかもしれませんがそれでも50%は抑えられていると感じました。臭みより、豆、大豆感が強い。私的には茹でた大豆が入ったチャーハンを食べている不思議な感じでしたね。あなたにも簡単に作れるので、「パラパラ納豆チャーハン」のレシピ、すぐにみて下さい!

レシピ

【材料】

  • ごはん……300g(ガッツリ300g!)
  • 卵(L玉)……2個
  • 納豆……1P(タレは使わない)
  • 刻みネギ……少々
  • もみ海苔……少々
  • サラダ油……大さじ1杯(15cc)+小さじ2杯(10cc)
  • 塩……1つまみ(3本指)
     ※濃口醤油でも味を付けるので塩は少なめです
  • コショウ……少々
  • 濃口しょう油……小さじ1杯と1/2杯

1.大きめのボウルに卵を割り入れ、菜箸で溶きほぐします。

白身が見えなくなる程度に混ぜたら、だいたい半分の量を納豆に入れ混ぜます。粒どうしが離れるくらいに混ぜ、「納豆たまご」にします。

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2.残った卵のボウルにごはんを入れてよく混ぜ、「卵ごはん」にします。

これも、ごはん粒の固まり残らないよう、バラバラになるまでしっかり混ぜます、ごはん1粒1粒に卵を絡ませる感じです、これ行なうことでパラパラチャーハンになります。ごはんは少し冷ました方がいいです、卵が固まってしまうので。もしくは冷や飯を使ってください。

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3.フライパンを強火で熱しサラダ油大さじ1杯を入れます。

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4.1分熱したら(2.)の「卵ごはん」をぶち込みます。

ボウルは洗わずそのまま置きます、後で使うので。

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5.素早く木ヘラで混ぜ始めます。中火にしてフライパンをゆすりながら混ぜまくります

パラパラになるまで中火のまま混ぜ続けます、なかなかパラパラにならない場合はサラダ油を小さじ2杯ほどフライパンの周りから足してください。

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6.パラパラになったところで、塩、コショウふりいれ、さらによく混ぜます。

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7.塩コショウが全体に混ざったら、ボウルに戻します。

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8.フライパンは洗わず、サラダ油小さじ2杯を入れ強火で熱し、(1.)の「納豆たまご」をぶち込んですぐに混ぜ、焼きます。

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9.ある程度、納豆がバラバラになるまで強火のまま焼きます。

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10.「納豆たまご」が焼けたら、(7.)をぶち込んで刻みネギも加えてさらに混ぜます。

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11.濃口しょう油を木ヘラにのせ、フライパンの周りから回し入れます。すかさず混ぜまくります。

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12.濃口しょう油が、全体に混ざったら器に小高く盛り付けます。もみ海苔を少し潰してのせ完成です!

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「納豆感」5割です。臭みは抑えられますので納豆嫌いなあなたも是非! 作って食ってみて下さい。ごはん、納豆、卵、ネギがあれば作れます!

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板前歴23年の元料理人が一人分レシピの和風料理を伝授します! 10分の酒の肴、20分以内の簡単おかず、などなど…仕事で忙しい料理初心者の 方でも、健康的でボリュームのある手作り料理がマスターできます!気楽に作れ て晩酌が楽しみになりますよ。 「言われた通りに作ってたら、一通りの料理ができるようになりました!」 メルマガ読者さんから頂いた一番うれしかった感想です。 丁寧な説明なので、あなたにもできますよ! 

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【著者】 佐藤 周生 【発行周期】 週3回発行(火・木・土)

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