「教えてもらって当たり前」という社員はチャンスをことごとく逃す

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「教えてもらって当たり前」という意識の人間は、結局は何も身に付かないどころか、ビジネスでのチャンスも逃がすことになると指摘するのは、無料メルマガ『ビジネス発想源』の著者・弘中勝さん。学びに対する意識が高い人間と、そうでない人間とでは、圧倒的な差が生まれるとも語る弘中さんの真意とは……?

学び方の姿勢でつく差

上司は何も教えてくれない

先輩はあまりちゃんと教えてくれない

会社はきちんと教えてくれない

と、自分への教え方に対する不満を愚痴っている会社員がよくいます。

じゃあ、教えてもらうために、どれだけの授業料を払っているの? と聞くと「え、いや、別にお金は払ってないんですけど」と答えます。

むしろ、給料というお金をもらっているのです。

「でも、会社なんだから社員にちゃんと教えるのは当然じゃないですか!」と、声を荒げます。

このように「教えてもらって当たり前」という感覚の人が、ものすごくたくさん増えました。

大学や予備校でも授業料はかかったはずですが、自分で出しているわけではなくて親が出しているから「ものを教わるにはお金がかかる」という感覚が、若い頃から身についていないのです。

また、今はインターネットが発達して、情報もタダで手に入るという感覚の人も増えており、教えてもらうことに対価は必要ないと思っている人がかなり多いです。

そんな人は、ものすごく損をします。

「給料をもらいながら、教えてもらえる」「情報がタダで手に入る」というのは、得しているように見えますが、後々とっても損をします。

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