そして「満場一致」から立憲民主党の体質が見えてきて、さらには希望の党に潜り込んだ連中にも通じます。これも1分で説明します。
多少の思想の違いを我慢しても、「民進党」という仲間全員で「希望の党」に移籍したかった。だからの満場一致だった。とは、町内会なら美談でも、それは「政策より仲間」という政治家失格の発言です。
次に「希望の党が全員受け入れる」という約束を、民進党代表の前原誠司氏以外誰も知らなかったのか。だとすれば交渉を代表に一任するところに、独裁的体質を見つけます。なぜなら「政党助成金の取り扱い」「参議院の民進党はどうするのか」など、どんなAIでもスーパーマンであっても、たった一人だけで、わずかな日数で詰め切れるものではないからです。
また、右寄りの「日本のこころ」の参院議員と、極左レベルの有田芳生氏のような民進党参院議員が同居すれば、理念政策をともにする「政党」ではなくなる。こんな中学生でもわかることを詰めずに「満場一致」をしたのが民進党で、立憲民進党であり、希望の党に逃げ込んだ連中です。
…1分を越えましたが延長戦。立憲民進党を選んだ人達の人間性について。
希望の党から排除されたから新党を立ち上げ。判官贔屓の好きな日本人からみて、やや好意的に解釈したくもなりますが、排除されるほど理念や政策、考え方も価値観も異なる政党に、シレッと入ろうとしていたのが立憲民主党の人々です。
つまりは「言っていることと腹の中は違う人々」ということで、換言すれば「いつ裏切るかわからない人間性」こそが立憲民主党とは過言でもないでしょう。
眼前でおきた事実からの推測に過ぎませんし、それでも立憲民主党の掲げる言葉を信じられる人は投票すれば良いでしょう。
ただし、民主党時代からの民進党になっても続く迷走や、己の発言が自分を攻撃することになる「ブーメラン芸」も、こういう人間性を下敷きに考えれば自然に納得ができます。信念に従い自らの言葉を述べているなら、あれほど見事にブーメランが刺さる、もとい刺さり続けることはないからです。
正体や思想を隠して組織に潜り込み、内部から組織を壊し、組織を乗っ取り操る工作は日本の左翼や共産主義の得意とする手口で、実際、日本の大企業から各省庁、地方自治体の役所レベルでも多く入り込んでいて「細胞」と呼ばれています。
明らかに思想信条が異なる希望の党へ満場一致で合流を認める体質は、この「細胞」と同じかもしれません。入ってしまい、内部からの破壊、乗っ取りを狙う。そこに「正々堂々」という視点がありません。彼らはリベラルではなく「共産主義者」かもしれません。
すると立憲民主党は日本共産党の別働隊か、分派である可能性も意識しておくべきでしょう。