「毒餃子事件」以後も変わらない。中国産食品に殺される世界の人々

 

腐った食品を、自慢げに「常温で長期保存可能」などと自慢する担当者のいい加減ぶりが、いかにも中国らしいです。

ひところ前、毒餃子事件が日本で起きた際には、さかんに中国食品の危険性が喧伝されましたが、さすがに今では改善されたかと思いきや、上記のようなずさんな食品管理や偽物食品がいまだ横行している状態です。

こうした薬品漬けの偽物食品は、当然中国内でも大量に出回っており、僻地に行くと偽物だらけで本物を買いたくても手に入らないこともあるそうです。偽物は安いし味も悪くないため、何が悪いのと思うかもしれません。しかし、食品は毎日摂取するものです。粗悪品に含まれている有害物質を毎日摂取したらどうなるかは簡単に想像できます。病気になります。癌になります。そして今、中国政府は必死に隠していますが、中国での奇形児の数が急増しています。

年間80~120万人の奇形児が生まれる中国で、びっくり人間「内臓逆位」が相次いで発見!

原因は食品汚染環境汚染などが考えられます。上記のものは2年前のニュースですが、年間80~120万人の奇形児が誕生しているということです。奇形児の約半数は、生後間もなく死亡するそうですが、約半数は生涯を全うするわけです。子供たちに明るい未来はありません。少子化の日本にとって、子供は国の未来です。障害児や奇形児が増えれば、国力も下がります。

再度言いますが、中国の問題はもう対岸の火事ではありません。中国産食品が日本の食卓にいくつも並び、大気汚染は中国からやってくる。中国産食品を何の疑問もなく食べ続けていれば、いつしか日本にも中国と同じような悲劇が生じてくる可能性があります。これは決して大げさではありません。

加工品だけでなく、野菜、肉、魚、中国ではあらゆる食品が汚染されています。中国産のうなぎには、太らせるために有害薬品が使われているとも言われています。日本の産地偽造など大した問題ではないと思えてしまうのは、中国の食品汚染があまりにひどいからです。そして、それらが日本に大量に入ってきて堂々とスーパーで売られている可能性も少なくありません。安いからと安易に手に取る前に、今一度、立ち止まって食の安全を考えるべきでしょう。

統計数字から見ると、中国のニセモノは世界の80%を占めています。その次が韓国北朝鮮と中華の国々の顔ぶれが揃っています。

中国の新興都市に義烏という街があります。ここは、中国最大級のマーケットとして中国輸入ビジネスをしたい人が世界各地から集まって賑わいを見せている街です。ここで売られている製品はみんな格安で有名ですが、その理由は、ほとんどすべてがニセモノだからです。先進国で禁止されている調味料や添加物も、発展途上国では禁止されていないため需要があるので、ここでは堂々と売っています。

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