京都・伏見稲荷「千本鳥居」の先にある、知られざる裏パワースポット

 

奇妙大明神

最初のポイントは、「奇妙大明神」という松の木が祀られている場所です。「膝松さん」とも呼ばれています。枯れた松の根が持ち上がって左右二股に分かれています。この木の根元をくぐると足腰の病が治るといわれていました。ただし、危険なため今はくぐるのは禁止されてしまいました。また別名「根上がり松」とも呼ばれています。「根」と「値」をかけ「ねあがり」の名から、給料や株の値上がりを願う人たちの信仰を集めています。

新池

元の道に戻って山を登っていくと、「新池」が見えてきます。家出人など尋ね人がいる場合、この池のほとりで手を打ってこだまが返ってきた方角にその人の手がかりがあるとの言い伝えがあります。

熊鷹社

熊鷹社は新池の畔にたっています。一発勝負をしたい時にお参りする人が多いといわれています。熊鷹社で願い事をして、新池で2拍手すると幸運を示す方角からこだまが返ってくるそうです。こだまが近くから返ってくれば願いは早く叶うと言われています。

三ツ辻

さらに登ると三ツ辻に到着です。ここから四ツ辻までは、「三徳さんの石段」と呼ばれる400段の石段が続きます。途中には「大松大神」の塚があります。そのひょうたんのような形から、お酒の神様として崇められています。

また近くに三徳大神を祀る「三徳社」があります。三つの特、すなわち衣・食・住に関するご利益があるといわれています。

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